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ボラバ日記 北軽井沢編2013HolidayS②

9月19日
AM6:10
GPK

六時の時報に起きれずダラダラとベッドに横たわる朝
愛読書・羽海野ミカのハチミツとクローバーを読み朝を過ごす
この日、出荷のないお陰で朝八時過ぎに社長から休業宣言
丸一休みになりました
AM8:59
ヤドカリ起動
少し車内を片付ける
最近朝晩が冷え込んで来たので車からヒーターを下ろす
それからお出掛け♪
さて何処に行こうかな
AM9:11
セーブオン応桑店

とりあえず飲料を購入
整腸にピルクルと水分補給用に二リットルの麦茶購入する
ピルクルは次の目的地に向かう途中に飲む♪
AM10:07
岩櫃山登山口

標高802m
吾妻八景を代表する景勝地
でも登山が目的ではない
AM10:13
岩櫃城跡

吾妻八景を代表する岩櫃山の中腹東面にあった上州最大を誇った城
甲斐の岩殿城・駿河の九能城と並び武田領内三名城と称された
城跡はまず中城跡から始まる
まぁ〜単なる空き地だが…
AM10:20
二の丸跡

城の本丸の外側を囲む重要な城郭
まったく面影無し
此処まで来るまで毬栗の落下にビクビクしながら歩いてた
坂もキツく学習能力のない俺は雪駄で登ってた…
AM10:23
本丸跡

守城戦において最終拠点となる最も重要な曲輪
此処も当時の面影は無い
石碑と説明板が建つのみである
石垣も場所によってはあったらしいが俺の通ったルートにはなくて余り観る楽しみがないスポットだった
AM10:38
岩櫃神社

御祭神に斎藤佐太郎基国命を祀る神社
元々岩櫃城の天狗曲輪だった場所
真田氏が支配していた頃には真田忍者の活動拠点・家臣団の屋敷が並んでいたと推測される
AM10:47
観音山
古くは松山あるいは岩鼓と呼ばれていた峩
1747年に百所の観音石像が祀られてから、この名称になった
東山と西山があり東山に西国33番と坂東33番、西山に秩父34番が安置されている
別名・瀧峩山
AM10:52
瀧峩山不動尊堂
登山口に建つ不動明王を祀るお堂
AM10:54
不動滝

不動尊堂の脇から既に見える力強い滝
滝壺前に岩が一つあり滝しぶきを浴びるには最高のポイント
なかなかの癒しスポットである♪
AM11:02
胎内窟

登山口に入ってすぐにある洞窟
岩壁がえぐられた半洞窟だけと思いきや梯子が架かっており、そこを昇ると小さいながらも洞窟がある
此処は凄い(*´ω`)ノ
AM11:07
北向観音窟

胎内窟から見えた半洞窟
少し急な崖を雪駄で昇る
すると此処もまた素晴らしいスポット
洞窟内に祀られている観音様すべてが北を向いている
胎内窟・北向観音窟の他にも色んな洞窟があるらしい
今度は靴を履いて観音山を登り、洞窟巡りをしてみたい

AM11:50
榛名湖

ワカサギを意味する春の肴=春菜から榛名湖と名付いた湖
旧名称は伊香保沼
榛名富士を眺望出来る群馬県高崎市の名スポット
周辺には土産屋や食事処が点在する
名物の榛名豚を使ったカツカレー等がメニューに目立つ
無料駐車場に停めて、ちょいと湖畔を散策する
PM0:07
御沼龗神社

みぬまおかみ神社
榛名湖畔に鎮座する神社
御祭神は高龗神で水を司る龍神
小さな社殿であるが神聖な雰囲気が漂っている♪
PM0:18
男根岩

番所跡より砂防堰堤から天神峠に至る旧道に聳え立つ天然岩
巨根であるw
PM0:29
榛名神社

旧社格は県社で上野国六宮とされる赤城山・妙義山と共に上毛三山の一つとされる榛名山の神を祀る神社
現在の御祭神は火の神・火産霊神と土の神・埴山姫神
水分神に高おか神・闇おか神・大山祇神・大物主神・木花開耶姫神を合せ祀っている
PM0:31
随神門

元々は仁王門であったが1868年の神仏分離令により仁王像が撤去
その後神に従って警護する随神像が置かれた国指定重要文化財である
1747年に再建
PM0:32
みそぎ橋

参道を遮る榛名川に架かる橋
昔は榛名神社を参拝する前に、この川で禊ぎをしていたのだろう
短い距離だが榛名川の美しさを眺めながら渡る
PM0:34
鞍掛岩

榛名神社境内の奇岩の一つ
本来は洞窟状だったものが崩れ落ちて橋の様に残った自然美♪
PM0:35
千本杉

参道に生え並ぶ樹齢百年から四百年の杉
千余本ありてし見事な杉並木
PM0:38
水神楽

縁結びの水琴窟があるスポット
水に浮かべて神言を授かる御神水開運おみくじが人気
水琴窟はあまり良い響きはしなかった
PM0:41
塩原太助納玉垣
江戸へ出る時に祈願を込め成功するやお礼の為、崇敬者を誘い奉納した玉垣
脇には榛名湖への道があり江戸時代の主要道であった
榛名湖と榛名神社を唯一結ぶ道として関所まで設けられていたらしい
PM0:46
塞神社

参道沿いに建つ末社
御祭神に八衢比古神と八衢比賣神祀る道路交通安全の守護・悪魔除け・良縁・妊娠・出産・幼児守護に御利益がある
PM0:47
行者渓

安藤広重六十余州名所版画図絵の中に描かれた『上野国榛名山雪中』は此処
修験道の創始者・役小角もココで修行を行ったと伝わる
そんな深い行者渓に架かる橋こそ神橋
約八十年前に架け渡されたが老朽化により2009年に現在の新しい神橋に架け替えた
PM0:49
東面堂

行者渓の岩壁に嵌め込められた扉はお堂の名残り
扉は須弥檀の奥に秘仏・千手観音を安置した所にはめ込められたものと考えられている
PM0:52
萬年泉

水が涸れる事のない井戸
『古来農村日照にて苦しむ時この御神水を竹筒にいただき祈願を受け村に帰り田畑にまけば必ず霊験あり』と書かれてい事からも判る様に榛名神社は雨乞いの神様
市指定重要文化財にしていされ石碑まで立っている
残念ながら井戸には蓋と柵がされており、霊水に触れる事は出来なかった…
PM0:54
歴抒楓瓶子瀧

滝の流れ落ちる滝壺の両脇の岩が神に捧げる神酒を入れる器に見立てて瓶子岩と呼ばれていたのがこの滝の名称の由来
みすずのたきと読む
榛名山麓の天然水である優雅な滝だ
その天然水と同じ水を引いている御水屋から見渡せる
御水屋は謂わば手水舎
冷たくて気持ち良い♪
ペットボトルに汲んで帰る参拝客も多い
PM0:56
矢立杉

推定樹齢千年
周囲9m
高さ55mと天高く聳え立つ国指定天然記念物
武田信玄が箕輪城を攻略の際に矢を立てて祈願したといわれる巨木
う〜んパワーを感じます♪
PM0:57
神門

大きな奇岩に挟まれるように立っている門
明治以前の神仏習合の名残を遺す建物
PM0:58
神幸殿

毎年春の大祭・神輿渡御祭で本殿より神輿に移され神幸殿に遷座する一週間のみ御開帳される
国指定重要文化財である
PM0:59
双龍門

総欅造りで全体に彫刻が施された高い装飾性を持つ門
四枚の扉にそれぞれ丸く文様化された龍の彫刻が施されていることからこの名称が付けられた
羽目板の両側には三国志に因んだ絵柄が彫られており天井の上り竜・下り龍と共に双龍門の風格を高めている

棟梁群馬県富岡村清水和泉・彫刻武蔵熊谷宿長谷川源太郎・天井の龍は高崎藩士矢島群芳の筆だとか…
これまた国指定重要文化財である
見事な造りだ(≧ω)b
PM1:01
神楽殿

神に奉納する神楽・榛名神社神代神楽を演じる場所
榛名神社神代神楽は県指定重要無形民俗文化財に指定されており神楽殿自体も国指定重要文化財に指定されている

鬼の飾り彫りがグッド(≧ω)b
PM1:02
古鉄燈籠

1323年に沙弥願智が大工芳十光長に作らせ奉納
材質が鉄であることや基礎の唐獅子が浮き彫りにされている格狭間の形状など鎌倉期の特徴がよく表れているとの事
笠の部分は後世の補作だとか
群馬県最古の鉄燈籠で県指定重要文化財です
PM1:03
國祖殿

榛名山西部の御祖霊嶽にあったものを本社の傍に摂社として祀られ始めた複合社殿
本来は神楽の鑑賞する所だが大小の太々御神楽の扁額を掲げてあることから額殿とも呼ばれている
御祭神は豊城入彦命・産狭島命・御諸別命の三柱
国指定重要文化財である
PM1:05
本殿

御祭神に火産霊神・埴山毘賣神を祀っている
本社・拝殿共に入母屋権現造り
御姿岩の前面に接して建てられた他に例を見ない珍しい社殿
屋根は銅版葺き
目貫の鷲・左右海老虹梁の二龍など華やかな彩色の彫刻が多く柱や天井はもとより賽銭箱にまで見事な彫刻が施されていた
格天井の花草飛龍の絵は仙台藩の絵師根本常南の筆によるものらしい
とにかく素晴らしい造り
とにかく素晴らしい佇まい
境内に流れる気も素晴らしい
何故今まで訪れなかったのだろう
PM1:07
杵築社
大國主命・事代主命・豐宇氣姫命・五十猛命・大屋津姫命・譽田別命・經津主命・奧津彦命・奧津姫命・日本武命を祀る摂社
PM1:08
御姿岩

榛名神社の奇岩を代表する岩の一つ
本殿の背後に聳え立っており御姿岩と本殿が一体化するように本殿が建てられている
御姿岩は神が降り立つとも神様そのものの姿であるとも言われており本殿と繋がる御姿岩の下部には洞窟状の空間があり、そこに御内陣と呼ばれる主祭神を祀る場が設けられている
此処は何重もの扉があり神職者さえも見る事の出来ない場であり、どのようになっているのかは秘中の秘とされている神聖な場所
岩の頂部はまるで人間の頭のような形をしてまるでこけし人形♪
見応えあるわ〜(*´ω`*)
PM1:11
榛名山番所跡

1631年に設置、1869年に廃止された番所跡
信州大戸通りの裏往還の通行を取り締まったが直接の管理は幕命により榛名山別当職が行ない各坊の月番勤務
そんな説明書きがある
番所門は資料に基づき再建されたもの
趣きないわ〜
PM1:13
榛名川上流砂防堰堤

1955年、当時の高度な石積技術を用いて建設された土砂災害防止の為の設備
大規模な練石積堰堤は周囲の渓谷景観と調和すると共に新たな景勝地を創出し地域のランドマークにもなっている歴史的建造物
登録有形文化財だとさ(´・ω・`)
PM1:16
降雨竜祈願彫刻

榛名神社の参道脇の渓流沿いの道を下って行った所にあるスポット
陰陽学士が彫ったとされる龍が刻まれた岩
陰陽師がこの龍に向けて雨乞いの儀式をやっていたとの事
岩は風化しており、少し見辛いのが難
PM1:29
本坊

辻札や祈祷札・午王札・嵐除・虫除・筒粥の札等を受けに毎年榛名神社を訪れる人々の宿坊として昔から存在する江戸時代に榛名山の別当所として建てられた国指定有形文化財
正式名称は蕎麦茶屋 榛名山 本坊
お休み処が併設しており、岩魚料理や蕎麦が味わえる
食べないけど(´・ω・`)
PM1:34
善徳坊

榛名神社の門前町に高々と榛名太々御神楽と扁額を掲げてある門倉家住宅で主屋は国登録有形文化財
江戸時代中期に建てられた宿坊で社家町に現存する宿坊の中では最も古い建物
当時の社家町の景観を偲ばせている
PM1:36
般若坊

一宮家住宅で主屋・長屋門は国登録有形文化財
江戸時代後期に建てられた宿坊で現在も宿坊として活用され榛名講の宿坊との儀礼様式を今に伝承しているらしい
長屋門は赤門と呼ばれ当時の佇まいを残している
うん、風情を感じます(*´ω`*)♪
他にも宿坊はあるが、当時の面影を偲ばせる建物は少なく、お土産屋やお食事処等になっているところが多い
そんなこんな榛名神社と門前町散策
本当ココ最高だったわ♡
PM1:42
下之坊魚籠屋

田舎料理びくや
此処もまだ門前町になるらしい
門前町からかなり離れてるけど…
しかしその佇まいは風情があり、店内も囲炉裏がある情緒もある店だ
メニューは色々あるが、特に気になったのが、カジカの唐揚げと十cm程の山魚を活き造りした山女の踊り食い
単品で1000円以上するので岩魚丼を注文
それでも岩魚丼は1350円するのだが、お米が喰えるから岩魚丼を注文した

岩魚の唐揚げを鰻のタレを漬けた鰻丼みたいな一品
まぁ〜正直1350円は高いとは思ったが当たりでした♪
今度は山女の踊り食い頼もうかな(*´ω`*)
PM2:24
くらぶち相間川温泉

山で覆われた麓の町からも離れた相間川沿いに湧く一軒宿
湯質・湯量・湯温と三拍子揃った天然温泉源泉と自負するくらぶち相間川温泉ふれあい館でひとっ風呂
湧出温度63℃を温度調整して露天風呂に注がれる源泉はそのままで鉄分を多く含んだ黄褐色の湯は金泉

鉄分等の成分をろ過している内湯は銀泉として入浴客に振る舞っている
殆ど露天風呂で湯浴び
ちょっとした油臭のした悪くない温泉だ
一時間程入浴を楽しむ
PM3:37
東善寺

御本尊に釈迦牟尼佛を祀るお寺
幕末・日本近代化の父といわれる小栗上野之助所縁の寺だ
小栗上野之助の墓もある
PM3:47
忠治とまどい松

国道406号線の脇に植えられている松
初代から数えて三代目のこの松
1836年、初代の松の根本でかの国定忠治が大戸関所破りを戸惑ったと伝わる
そんな松
PM3:53
国定忠治処刑場跡

大戸の関所を避けて山越をしたために関所破りの罪に問われ1850年12月21日、大戸の藪川原において磔の刑に処せられる
時に41歳
忠治を哀れんだ村人達はは彼の冥福を弔って墓碑と地蔵尊建立
合掌…
PM3:57
大戸関所跡

草津温泉を始めとする湯治客や善光寺参り、北信濃の三侯の廻米・武家商人のの荷物・各地の産物の輸送路として中山道を凌ぐ程の活気を呈したともいわれ信州街道
江戸と信濃を結ぶ最短距離として重要な街道として1632年に設置された関所
この関所は中山道の脇往還で碓氷関所の裏固めの意味を持っていた
以後230有余年の間、幕府代官の管理の下に運営されていた
国定忠治はこの関所を避けて山越をした為に関所破りの罪に問われた
PM4:12
須賀尾宿

信州街道の宿場町の一つ
かの小林一茶も草津への旅の途中一泊したという
現在でも幾つか昔の旅篭屋のままの建物が残っており、時間が止まったかの様に風情を感じる
そんな宿場町
PM4:58
草津温泉

言わずと知れた天下の名湯
久し振りに訪れる
PM5:06
一之澤

毎度お馴染みのうどん屋
閉店後はワンコインマッサージ屋
もう三週間目になる群馬ライフの疲れを癒す
ただそれだけの為に草津に訪れたのだ
PM6:43
GPK
ファーム帰還
腹ペコなので、この日も朴葉味噌作る

豚トロ・アスパラ・ネギも味噌の上で一緒に焼いて食べる
酒はこれまたゆーきちプレゼンツ青森の名酒・田酒♪

う〜ん旨い(*´ω`*)
そして朴葉味噌に合う♪
そんな旨い晩酌な夜
そんな休日観光な一日
突発的な観光だったけど充分楽しめたな〜♡

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松川紘己
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