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【読書メモ】運転者
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作者:喜多川泰
発売日: 2019/04/02
メディア: Kindle版
目的
・久しぶりに小説が読みたくなり、評価が高い=面白だろうということだけで読んだ。
内容
主人公修一は保険会社で働く40代後半?の男性。ネガティブ思考の修一が、不思議なタクシーに乗り、運転者を通じて人生の意味、目標をみつける物語。
「運」「プラス思考」「今の自分の存在意義」、本当に生きる意味を考えさせられる1冊。
感想
読んで良かった。小生も30代後半となり、シンクロニシティをよく感じるようになった。今回も同様のものを感じた。というより、自分の考えが深掘りできた程の発見があった。深掘りできたのがよく口にする「他者貢献」である。「他者貢献」についてこれまでは、文字通りのままで、それ以上意味は考えてはいなかったことに気が付かされた。
どういうことかと言うと、「他者貢献」とは「運」を溜める行為であり、溜めた「運」は自分のためではなく、次世代のために託すことである。このように考えると、本当に他者(=次世代)のために考動ができるなるように感じる。
「運」をポイントカードのように溜めていき、貯まったポイントは是非次世代にバトンタッチしたいものである。
シンクロポイントは他にもある。主人公が松山市で出会った、ギター弾き青年の話。その青年は、「強くなるためには痛みが必要」、苦しい思いが自分を成長させてくれるのを知っている。これは、現在は過去の積み重ねによりできており、今している考動が将来を作るというものと同様である。
このように最近は、シンクロポイントが増えてきた。つまりそれだけ年を重ね経験が増えてきたということなのか。その経験のみで物事を判断するのではなく、今後もあらゆる価値観があることを理解しつつ、多くの出会いを楽しみたい。
岡田さんは面白いと思えないことでも、それが『面白い』と思っている人がそこにいるんですよね。じゃあ、『何が楽しいだろう』って興味をもることはできるじゃないですか。
アクションプラン
他者貢献2.0
上機嫌
相手が面白いと感じているものに興味を持つ