<雑記> 『サイバーパンク:エッジランナーズ』を見て、アニメの良さを再認識する
最後にアニメを見たのはいつだっけな……。
社会人になって、もっと勉強しようとか、もっと本を読もうとか、そっちに意識が向いてアニメは見なくなった。アニメを見る段階は「卒業」したと考えてた。
高校入学のとき、もう「卒業」しようと思って持っていた大量の遊戯王カードをすべて売った。あれから何年も経ってカードを買う気は起きない。アニメもそんな感じだと思ってた。
YouTubeで、白い髪の女の子がニコニコしているサムネを見て、急にアニメ欲が沸き上がってきたのはかなり前だった。それを今日思い出して、Netflixにアクセスした。しばらく離れていた間にアニメの数がだいぶ増えた気がする。「サイバーパンク」と打ち込んで検索すると、見覚えのある女の子がすぐに出てきた。
耳が大丈夫かというくらい音量を上げ、夢中になって見て、あっという間に最終話。イヤホンを外して少しぼーっとした。
自分で勝手に納得したことがある。
おそらく僕が思っていたアニメからの「卒業」は、アニメ特有の突飛な設定やキザなセリフに興奮しなくなるのが成長するってことだ、と思っていたからかもしれない。
でも、それに興奮するのもあるけど、感動するようにもなるんだ、と思った。感受性が豊かになったというのでもないけど、「死んでほしくない」「死ぬもんか」みたいなやりとりを見るだけで、なんだか自分が純粋さを取り戻した気分になる。それに感動するし、そんな自分を嬉しく思う。
すっきりした。本当に見て良かった。いいアニメだった。
(好きなキャラは、キーウィです)
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