治安悪化に乗じて誰かを叩く人たち pt.2
今日、長野駅前の死傷事件の犯人が捕まったらしい。
まずは一安心だ。
一方、犯人は40代無職とのことで、早速ネットでは40代無職への偏見・侮辱が散見されるようだ。
もはや現代日本人のお家芸とも言えるが、「治安悪化に乗じて誰かを叩く」というのが昨今のトレンドと言える。
例えば殺人の犯人が精神疾患持ちなら、精神疾患持ちの人を執拗に叩く。
犯人が無職なら、無職の人を執拗に叩く。
精神疾患持ちの方、無職の方が全員おかしいわけではないのに、治安悪化に乗じて精神疾患や無職を嬉々として叩く。
一方的に犯罪者予備軍などとレッテルを貼る人もいる。
こうした叩き方をする人たちは、昔からTwitter(現X)やYahoo記事などでよく見かける。
…という話を以前noteに書いたが、まあ、なかなかにカオスな世の中だ。
通り魔や殺人が一番悪いのは言うまでもないが、こういう事件に乗じて一方的に社会的弱者を叩く。
そんな現代人は山ほどいる。
私からすると、そういう現代人もなかなかに「犯罪者予備軍」に見える。
そういう方々は、普段、どういう思想でどういう人生観があって何を目的に生きているのだろうか?
もし、そこそこの金と安定した生活があっても、偏見にまみれた思想で誰かを叩いているなら、その人の心身は完全に荒んでいる。
心身の荒み方、性格の悪さは、金と安定をもってしても治らないのだろうか。
なかなかにカオスな世の中である。
そういう人たちもなかなかに「無敵の人」に思えるのは、私だけだろうか?
少しネットから離れ、気分転換でもしてみたらどうか?