『やる気が上がる8つのスイッチ コロンビア大学のモチベーションの科学』
仕事のモチベーションが下がり続けていることに悩んでいました。
そのときに購入した本です。
8つのスイッチとは一体何なのか?
一緒に学びましょう!💪
8つのスイッチ
タイトルだけ見ると、「やる気を上げるための8つの方法」を紹介してくれるのかと期待しましたが、そうではありません。
8つのタイプ分け
これが「8つのスイッチ」です。それぞれのタイプに応じたスイッチの入れ方を教えてくれるわけですね。
私はタイトルを見て、図の左の絵を想像してしまったわけです。
みなさんをこの8タイプに分けるために「3つの柱」というものが出てきます。
3つの柱
みなさんには、①フォーカス、②マインドセット、③自信、の3つの柱があります。それぞれに2種類の状態があります。
超ざっくり説明します。
やる気をあげたい場面(例えば、仕事)を想像しながら「自分はそれぞれの柱でどちらか?」を選んでみてください。
柱① フォーカス(獲得/回避)
フォーカスには、「獲得フォーカス」と「回避フォーカス」があります。
フォーカスには、良い/悪いはありません。
柱② マインドセット(成長/証明)
マインドセットには、「成長マインドセット」と「証明マインドセット」があります。
「他人と比較しないで、自分と比較しよう」とよく言われますね。
そうです。理想は成長マインドセットです。
柱③ 自信(あり/なし)
「自信がある」か「自信がない」か。単純ですね。
「自信」とは何か?については本書なりの定義があります。
選べましたか?
それぞれの柱でどちらになるか?は、場面によりますよね。
自分では選べないという人もいらっしゃると思います。
本書では、「仕事では○○」「恋愛では△△」と、場面ごとに違う。と、あとがきで書いてありました。ちょっ…それ、早く言ってよ〜。
目指すタイプ
さて、3つの柱それぞれでどちらかになるということは、2×2×2の組合せで8つのタイプが出てきますね。
①フォーカス(獲得/回避)には良い/悪いはない、でした。なので、フォーカスは磨き上げることが大事になります。
一方で、②マインドセット(成長/証明)と③自信(あり/なし)には良し悪しがあります。
となると、必然的に目指すタイプが出てくるわけです。8つのタイプと目指すタイプがこちらです。
獲得フォーカスの人は、「新星」を目指し、
回避フォーカスの人は、「熟練の匠」を目指します。
具体的なところは本書を参考していただくとして、やることは単純です。
証明マインドセット→成長マインドセットへ
自信なし→自信ありへ
これを意識し行動すれば、自ずと目指すべきタイプへいけるわけですね。
成長マインドセット
ちなみに、成長マインドセットとはこんな感じです。
まとめ
この記事では、8つのタイプにおいて「自分はどのタイプか?」を知ることに焦点を当てました。
それぞれのタイプの具体的なスイッチの入れ方については本書を参照ください。
大事なのは、証明マインドセット→成長マインドセットへ、自信なし→自信ありへ変化させ、フォーカスは、さらに磨き上げることでした。
私の場合、残念ながらいまの仕事のやる気をあげる役には立たなかったです。やる気の方向性がいまの仕事に向いていません。
ただし、仕事抜きで考えると、私自身はすでにスイッチを入れていて、ゆっくりですが行動中であると確認できました😊
本日の学びはここまで。また来てください。👋
読書期間 2022/10/17-2022/10/20
初版発行 2018/05/25
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