キャットケアスペシャリスト&キャットシッター資格取得 振り返り
ヒューマンアカデミーのキャットケアスペシャリスト講座を受講して、
・キャットケアスペシャリスト
・キャットシッター
の資格をゲットしました。今回は、その中で得られた学びをアウトプットします。
私は2022年末から2023年は「猫を学ぶ」と決めています。その先には「猫のいる学びの場」をつくりたい、という思いがあります。
猫を学ぶために私が選んだのは、この3つです。
①キャットケアスペシャリスト講座
②ねこ検定
③愛玩動物飼養管理士2級
今回学んだのは、このうちの①キャットケアスペシャリスト講座です。
一緒に学びましょう!💪
どんな人向けの資格か?
この資格は、民間資格です。
特に「キャットシッター」は、「これでお金がもらえる!」と勘違いしそうですが、そうではありません。(ここでは詳細説明はしません)
この資格は、こんな人に向いています。
特に3つ目、「飼っているけど、学んだことはない」という人にはおすすめです。もちろん、これから飼いたい人にもおすすめです。
なぜかというと、
「ペットロス」「猫の看護学」「猫の介護学」の基本が学べるから
です。
猫の寿命は、5年程度と言われていた数十年前よりも、大幅に長くなっています。完全室内飼いの場合、平均で16歳程度です。
いま、猫の長寿命化による様々な問題に対応するための知識が必要です。
資格取得への流れ
①概要を調べる
まずは、ヒューマンアカデミーのサイトで講座の概要を調べてみましょう。資料請求もできます。
②申し込み
「よし、受けよう!」と決心したら、同サイトからネット経由で申し込みと支払いができます。
ちなみに、
期間限定で割引(2割~3割)されていることがあるので、「できればお安く受講したい」という人は、ちょいちょいチェックしてみてください。
③教材が届く
申し込みサイトにも写真で紹介のある教材が届きます。
④学ぶ
テキスト中心に学びます。eラーニングコースを受講していれば、ネットでも学べます。
テキストは、大きくて重いので持ち歩きには不向きですね。
私の場合、睡眠前の学習+週末学習で3カ月(※)ほど要しました。特に「動物関連法規」の部分は読むのが大変でした(笑)
※1カ月半くらい日商簿記2級の学習と重なっています
⑤2冊の添削課題を解く
テストではないので、テキストを見ながらでOKです。見てもいいとはいえ、2冊で3時間程度かかりました。
⑥添削課題を提出する
封筒が1つしかもらえないので、2冊一緒に送ってしまいましょう。送料は受講者が負担します。
⑦終了証が届く(添削課題の返却)
添削課題に問題なければ、終了証が届きます。終了証は資格のライセンスではありません。
添削課題も一緒に届きます。赤ペン添削になつかしさを感じてください(笑)
⑧ライセンスを申し込む(任意)
必要であればライセンスを申し込みます。キャットケアスペシャリスト講座を受講すると、2種類のライセンスを取得できます。
・キャットケアスペシャリスト
・キャットシッター
片方だけでも大丈夫です。私は両方申し込みました。ちなみに、1つ14,000円です!
⑨認定証が届く
認定証が届くと「一段落感」がありますね😊
学べること(ざっくり)
テキストで学べることを超ざっくりと説明します。
①ペット社会学
ペットと言いつつ犬中心の内容です。犬の起源~進化、分類、犬種、本能行動、歩様などなど。
猫だと「地域猫」の内容がありました。
ちなみに、犬(イエイヌ)の学名はカニス・ルプス・ファミリアリスと言います。
生物分類学上の定義は、
動物界・脊椎動物門・羊膜亜門・哺乳綱・獣亜綱・真獣下綱・猛獣有蹄類・食肉目・裂脚亜目・イヌ科・イヌ属・タイリクオオカミ種・イエイヌ
です(笑)
②動物関連法規
法規の内容がそのまま記載されています。
「動物の愛護及び管理に関する法律」
「第一種動物取扱業者及び第二種動物取扱業者が取り扱う動物の管理の方法等の基準を定める省令」
などは、仕事で動物を取り扱う人には基本かつ重要になります。
「家庭動物等の飼養及び保管に関する基準」
「集合住宅における動物飼養モデル規定」
は、家で飼っている人にも関連する内容です。
他には「狂犬病予防法」から「ワシントン条約」や「ラムサール条約」まで網羅しています。
「生物の多様性に関する条約」の前文が1つの文章なのですが、超絶長くておもしろかったです(1ページちょっとの間に「。」がない)。
③アニマルセラピー
まだまだ「道半ば」という分野ではありますが、その現状を踏まえつつもしっかり紹介されています。
④ペットロス
心理学やカウンセリングの内容が含まれます。
特に、飼い猫ちゃんが10歳以上(人間だと56歳以上)の人は、事前知識として学んでおくことをおすすめしたい部分です。
⑤猫学
①ペット社会学が犬中心だったのに対して、猫中心の内容です。起源、分類、品種、骨格、筋肉、病気などなど、猫の基本が一通り学べます。
ちなみに、猫(イエネコ)の学名はフェリス・シルヴェストリス・カトゥスと言います。
生物分類学上の定義は、
動物界・脊索動物門・脊椎動物亜門・哺乳綱・獣亜綱・ローラシア獣上目・食肉目・ネコ亜目・ネコ科・ネコ亜科・ネコ属・ヤマネコ種・イエネコ
です(笑)
⑥猫のブリーディング
交配、妊娠、出産、子猫の成長から、毛色の遺伝の話まで及びます。
猫の毛色は、白色の遺伝子(W)が一番強いんですよ。
⑦猫の看護学
専門的な分野になりますが、知っていて損はないでしょう。
寄生虫、神経系、血液、循環器系や消化器系などの各種○○系、注射、ワクチン、中毒、投薬、人畜共通感染症まで幅広い看護知識を網羅しています。
⑧猫の介護学
20歳以上生きる猫もいます。猫も認知症(痴呆症)になります。猫の高齢化に対する知識が重要になってきているのではないでしょうか。
その意味でこの部分も、猫を飼っている/飼いたい人には学ぶことをおすすめしたい内容ですね。
残念ポイント
私の記事を読まれて受講された人が、後でがっかりしないように、先に残念ポイントをお伝えしておきます(笑)
①テキストがどっちがどっちかわからない
気になるようであればテプラを貼るなり、工夫が必要です。
→区別できるようにして欲しいなぁ。
②いまどきDVDって・・・
教材にDVDがついてきます。eラーニングコースを受講しても、ネット経由でDVDの内容が見れるわけではないです。
→ネットで見れるようにして欲しいなぁ。(ディスクは不要)
③認定証カードの裏が・・・
表を見て、違和感ありませんか?
裏です。
→名前くらい印刷で入れて欲しいなぁ。
※メンタル心理カウンセラーなど、キャリカレ経由で受験した日本能力開発推進協会(JADP)の資格は、5,600円ですがカードに名前も入ってました。
まとめ
残念ポイントはあったものの、幅広くかつ深く学べたので、「学んでよかった」です。
現在、「ねこ検定」のテキストを学んでいますが、キャットケアスペシャリスト講座の方がより専門的な内容になっています。
そのため、ねこ検定の方は復習的な学びになるので知識の定着につながっていると感じています。
テキストは基礎、法律、看護、介護、さまざまな知識が深く網羅されています。「猫のいる学びの場」をつくっても、手もとに置いておきたいです。
猫を学びたいみなさん、猫を飼っているみなさん。この資格が気になったら、調べてみることからはじめてみませんか。
本日の学びはここまで。また来てください。👋
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