見出し画像

挑戦の場所へ

本日も記事をご覧いただきありがとうございます。ひろです。

良い習慣を身につけよう!

本日のテーマは、

「挑戦する!」

です。


毎日のランニング練習と、コロナかもしれない危機を乗り越えて。

ようやくたどり着いた、

「ハーフマラソン大会」

前日。大会のパンフレットに改めて目を通す。

「当日。ハーフマラソンの部は朝8時よりスタート。登録受付は7時から開始です」

7時に会場入りすれば大丈夫だな!

遅刻しないようにしよう!

そう意気込んで眠りにつき。

当日の起床時刻。朝、


4:00


早く起き過ぎたな・・・。

目をこすって、再び横になる。


・・・


眠れない!!


遠足の前に眠れない小学生と同じ心境。

今年で40歳なのに

少年の心は忘れません。


カバンに荷物を詰め込み、忘れ物がないかチェック。

「おやつは300円まで」
「バナナはおやつに入るんですか」

なぜか小学校の時の、遠足でのやり取り思い出す。


荷物の準備も終わり、いよいよ大会本番用の衣服に袖を通していく。

日差しで体力を奪われないための、つば付きの帽子

日差しで目をやられないためのサングラス

コロナ対策で必需品のマスク

走る時、携帯を入れるためのランニングポーチ

膝を固定して痛みをやわらげてくれるサポーター

ランニング専用靴下

ランニングシューズ

大会用に買った、ちょっとかっこよさげなランニングシャツ

大会用に買った、ちょっとかっこよさげなランニングズボン


この日のために買い揃えた、

マラソンの、マラソンによる、マラソンのための衣服

すべてを装着して思ったこと


・・・


怪しい


日差しを防ぐ帽子とサングラス。

そして、コロナ対策のためのマスク。

この3点セットが、

僕の怪しさを、より高度なものに仕上げている。


こんな格好のやつが歩いてたら、

何も言わずに、ソーシャルディスタンスをとられてしまうのでは

そんな事を考える。


6:00


毎日の日課である散歩が終わった。

外の天気はくもり。時折、涼しい風が吹き、暑いという印象もなかった。

初めてのマラソン大会。条件は有利なほど良い。

このままいってくれたら、楽しいマラソンになるかも。

そんな期待を胸にいだきながら、家を出る。


7:00


レース会場の公園に到着。

今回レースのスタート地点になるのは、

川沿いの河川敷。いつもの練習コースと条件はほぼ同じ。

公園には、大会用に用意された特設会場。

いくつもの白いテントの下に、若いスタッフのみなさんが並んでいる。

「おはようございます」

元気な挨拶とともに、

「こちらへどうぞ」

みんなが並んでいる、受付へ誘導される。

「検温するので、おでこお願いします」

出場する選手とおぼしき人々が、1人ずつ検温されていく。

会場を見回すと、参加される年代はさまざま。

若い男性、女性もいれば、中年男性。

夫婦と思われる選手達もいる。そして、高齢者。

付き添いだろうか。奥さんが心配そうに旦那さんの背中をなでている光景も見える。

「検温お願いします」

いよいよ僕の番。

ピッ!

「はい。大丈夫です。あちらでゼッケンを受け取って。荷物があれば預けてください」

ゼッケンを受け取る。


7:30


こういう時、何をして待っていればいいんだろう。

周りの人々を観察してみる。

柔軟運動をする人、仲間と世間話をしている人。

ランニングコースを歩いて回っている人もいれば、走っている人もいる。


せっかくだから、

「ハーフマラソンに出る!」

と伝えた仲間達に報告しておこうか。

スマホを取り出し、自分のフル装備で、怪しくなった写真を送信する。


しばらくして、


「今日なんですね! 頑張ってください!」

「枚方の空から見守っています」

「死んでもやめんじゃねーぞー」

「ファイトー」


さまざまな応援の言葉が、僕のスマホに届いてくる。

文字を見た瞬間、緊張していた身体。

初めてで不安があった身体に、自然と力が湧いていくる。

仲間に対する感謝の気持ちとともに、


「いってきます!」


僕は返信を終え、スタート地点に向かったのでした。


追伸 
 学生時代。部活動をしていた時とは違い、

大人になってからは、全く出場の縁がなかった大会。

マラソン大会に至っては、小学校以来です。

この年齢になって、出場するとは思っても見ませんでした。


2021年6月

「1日20分ランニングします!」

と仲間の前で宣言した自分が。


8月7日

20km走るための、ハーフマラソン会場に立っている。

この不思議。

宣言したことは、確実に目標に近づき。

たった2ヶ月で、大きなものに変化する。

その可能性が人間にあるということに、

僕は驚きを覚えたのでした。


つづく・・・。








この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?