はじめてのフルマラソン その6
本日も記事をご覧いただきありがとうございます。ひろです。
良い習慣を身につけよう!
本日のテーマは、
「失敗から学ぶ」
です。
走り続けて約2時間。
「ただいまの距離、21km。1kmのタイムは5:54秒」
ランニングアプリが自分の記録を告げてくれる。
ハーフマラソンだったら、21kmで終わり。
いつもの練習でも、21kmで終わり。
フルマラソンはあともう半分。練習もしていない未知の領域。
どこまでいけるんだろう。
24km地点。
「1kmのタイムは6:03秒」
初めてタイムが6分を割るようになる。
29km地点。
「1kmのタイムは7:04秒」
30kmを目の前にして、初めての7分台突入。
やばいやばい!
ペースが落ちてる。慌てて、ペースを取り戻そうと6分台に戻して、
32km地点。
事件は起こりました。
今まで経験した事のある、足の痛み。
膝回り、ふくらはぎ、足の裏
僕が走っていると、必ず痛くなる部位です。
いつも痛くなるからこそ、
対処法も分かっています。
でも、
「っ!!」
今回発生した痛みは、
足の甲の部分。
足の裏ではなく表側でした。
人生で初めての経験。
「俺、走ってたら足の甲痛くなってん!」
そんなエピソードトーク、自分の人生や友達の発言を振り返っても、
聞いたことがない!
足の甲ってそもそも、痛くなるの??
なんで?
どうして??
鎧を着て、盾を構えて、鉄壁の防御で守っていたら、
背中が裸だった
例えてみるとそんな感覚。
そこ痛くなる?
なんで??
疑問に思うと痛みに意識が集中し、さらに痛みが増してくる。
ゴールまであと10km。この足でもつのか?
「あっ!」
ランニングシューズを買いに行った時の、あのシューフィッターの方の発言を思い出す。
「ハーフマラソンとフルマラソンでは、シューズも変えたほうがいいですからね」
「そうなんですか。両立できるのはないんですか?」
「そうですね。ハーフとフルでは走った時、足のむくみに違いが出ます」
「むくみ??」
「はい。ハーフで終われば足のむくみも少なくてすみますが、フルまで走ると、走る前と後で足の大きさが1cm以上変わる方もおられます」
「1cm?!」
「はい。なので、フルマラソンで大切なのは、靴のサイズに十分な余裕を持っておくことです」
「余裕がなかったらどうなるんですか?」
・・・
「痛みで走れなくなります」
そうだ。
そうだったんだ!!
今履いているのは、ハーフマラソン用に買ったシューズ。
フルマラソン用に新しく靴を買う。
その選択肢を、
その方法を、
教えてくれていたのに。
やってしまった・・・。
僕は足の甲の痛みと戦いながら、走り続けることになったのでした。
追伸
痛みが気になって、僕のスピードはどんどん落ちていきました。
フルマラソン用にシューズを買う
痛みを最小限に抑えられる選択肢もあったのに。
人は失敗をする時があります。
ただ、大切なのは、
失敗から何を学ぶか
です。
今回の出来事で、
・経験者の助言の大切さ
・靴の重要性
・ペース配分
を学ぶことができました。
足の痛みを抱えた大山ひろはどうなってしまうのか。
はじめてのフルマラソン編、いよいよ次回で最後になります。
つづく。
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