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バリュー「明度」を知ることでできること
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24・11・14
絵について
バリュー「明度」を知ることでできること
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咳が出続けているヒロです(夜になると出るよね)
このマガジンで何度も書いていますが、「バリュー」って大事じゃないですか。
バリューとは明度のことで、人間の視覚情報の中でも優位性が高いのって明度なんですね。 たぶん1番高いんじゃないかな。
だとしたら明度のことは絵を描いたりデザイン、映像を作ったりする視覚情報を扱うのであれば必ず知っておいた方が良いことです。
なのでそういった明度の理解において、僕の現段階の理解を共有しようと思います。
必ず知っておいた方がよいことは「絶対的なこと」であってそれは重要なので。
▼ バリューによって表現できること
最近本当に思うのは、西洋絵画の基礎知識以上に絵の勉強においてすることってなくて、それを勉強しつつ、またはした後に個人の表現について段階的に自然と考えていくようになるんじゃないかということです。
ただ西洋絵画における基礎知識は日本語での情報が不足していて、それについてはゴキンジョの教育部門としてまとめていく予定です。
おそらく動画クラスになりますがわかりやすいものを作ります。
で、その中でも1番重要なことのひとつの「バリュー」についてですが、バリュー、白黒で見た時にどれくらい暗く(黒く)または明るく(白く)見えるかということです。
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例えばこの絵を見た時に、数秒見たら何が描いてあるかわかるかと思います。 写真じゃないのになんとなくこの風景がわかるんじゃないでしょうか。
これがなぜわかるかというと、色があるからではなく明度差があるからわかります。
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白黒になったとしてもどういう空間かってわかりますよね。
つまりこの絵に映っているものごとに明度の差があって、その明度の差によって我々は情報を得ていることになります。
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