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「旅猫リポート」有川浩さん(読書感想文)(*ネタばれ注意)

先週、大阪メトロに
「有川ひろ」で、「旅猫リポート」の
広告が出ていて、
映画化? なぜお名前平仮名?と、
思って図書館行ったら
すでに2冊もあって、
2013年に舞台化したものだと知った。

ちなみに本は、有川浩、だった。

主人公の三毛混じりのオス猫、
ナナ(尻尾が数字の7の形に曲がっている)と、
宮脇悟(サトル)という青年との話。

もう、猫の習性や、心理描写が
面白くて納得できて、
あるあるの連発!

有川さんも間違いなく猫を
飼っているだろうし、
野良猫とも親しくしているのだろうと
思った。

野良猫のプライドの高さや、
視点の鋭さ、感情の機微に
何度も驚かされた。

サトルは子供の頃、
ナナと同じような三毛混じりの
オス猫、八割れのハチを飼っていた。

サトルの薄幸さにも涙、涙。。
サトルの人柄、そして
友達関係も素晴らしい。
有川さんの心と懐の大きさに
感動した。

最後に、サトルの病院に
居ついたナナにも涙。。
そして、夢見心地で、
死んだサトルと
思い出を語るナナ。

動物って、飼い主が
死んじゃっても、
飼い主を覚えていて、
思い出を共有しているのか、
と思って、読み終わったら、
もう涙が止まらなくなって。。

昼寝している、うちの猫を抱きしめて
おいおい泣いた!

猫のメーワク顔ったら笑。

*写真はうちの猫・FALです。

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