「プリンセス・トヨトミ」万城目学さん(読書感想文)(*ネタばれ注意)
同僚に勧められた
マキメ文学。
これは、大阪城の話で、
空堀商店街の「太閤」って
お好み焼き屋の息子、
真田大輔が主人公(中2?
セーラー服女装したい子)が
主人公。
名前がね、
なんか歴史している。
主人公の父(お好み焼き屋の店主)が
真田幸一(さなだ・こういち)=真田幸村?
この人、大阪国総理大臣。
大輔の幼馴染が
橋場茶子(はしば・ちゃこ)。
豊臣秀吉の昔の名前って、羽柴、よね?
茶々もいたし。
叔母が市子(お市の方?)、その他、
大阪国のメンバーは歴史の名前多い。
そして、あまりの大阪の詳細に
最初、感動しまくってたけど、
つまるところは、
大阪国の男たちは、400年にわたって、
秀吉の子孫を守ってきた、と。
ひょうたんとか大阪城が赤くなるのを
目印にして。
(今時はコロナ印だけど)
それは、父から息子へ、
という男のロマン。
でも、女はみんな知っていて、
知らん顔しているのが
大阪の現実というの、
なんか人情モノっぽいなぁ。