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アウトプットスキル3 〜良いアウトプット=提案書の書き方〜
ここでは、ビジネスで良いアウトプット = 提案書を書く方法について書きます
前回、ビジネスで収益をあげるためには顧客にお金を払う価値を理解してもらうことが重要だと説明しました
この”価値”をまとめる提案書は、会社のテンプレートや先輩社員のお手本資料に基づいて書くことが多いと思いますが、
「なぜこの構成なのか理解せずに利用している」「ツギハギにコピーすることでストーリーが破綻している」ことがよくあります
そのため、まずは1から自分で提案ストーリーを考え、資料に落とし込むスキルが必要だと考えます
🟢良いアウトプットとは
そもそも良いアウトプットのゴールですが、これはシンプルで「誰もが理解でき賛成できる」です
日本語は、主語がなくても文章が成り立ったり、専門用語を多様したり、比喩や例え話しを交えがちなことから、正確に真っ直ぐ伝わりづらい傾向があります
(いわゆるトークストレートじゃない)
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そのため、基本的なことですが「ワード」「メッセージ」「ストーリー」の観点で、誰もが理解でき賛成できるアウトプットをまとめる必要があります
上記を意識した上で、提案書は3つのステップで書き上げていきます
🟢提案書を書く流れ
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提案書は「Why - なぜ提案するのか?」「What - 何を提案するのか?」「How - どうやって提案内容を実現するのか?」「Deal - 合意」という流れがあります
まずはこの流れに沿って、一文のメッセージのみで提案ストーリーを構成します
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次に、各メッセージが誰にでも伝わるにはどんな図や表(ボディ)があればいいかを考えます
ワンスライドワンメッセージとよく言われている通り、欲張らずにメッセージ一文一文を説明するためにどんなスライドが何枚いるのか?を構成することが重要です
![](https://assets.st-note.com/img/1737697651-rcnBfyY5dJDVmCt7wK8oWLzk.png?width=1200)
最後に各スライドを作っていきます
スライドは「タイトル」「メッセージ」「ボディ」の3要素から構成されています
ステップ1,2で書いたメッセージを埋め、そのメッセージを細くする図や表、タイトルを書きます
この流れに沿って提案書を作ると「誰もが理解でき賛成できる」アウトプットができます
次回は、IT企業やDX提案においてよく使われる資料(企業説明、製品紹介、PJ提案)それぞれの構成や特徴について説明します