アウトプットスキル2 〜ビジネスにおけるアウトプット〜
ここではビジネスでアウトプットすることについて書きます
前回、日本人はアウトプットが苦手/できないように教育されており、意識改革をしないといけないことを説明しました
この「アウトプットできるかどうか?」が企業収益に直接的に関わるため、ビジネスにおいては特に重要と考えています
ビジネスが成立するには「人が/人に/価値を提供し/お金を得る」要素が必要です
つまり顧客が「お金を払うことでどんな価値を得るのか?」を正しく理解していることが必須条件です
これは単純な言語化だけでなく、顧客の利益に繋がる説得力のあるロジックが必要になってきます
例えば商品や機能の紹介だけで顧客が買ってくれることがあっても、それはたまたま顧客が「この商品はあれに使えて自分の利益になるな…」と考えてくれる良い顧客だっただけだと考えます
たまに温度感の高い顧客とだけ仕事をしたがる人がいますが、これだといずれ事業成長に限界が来ます
ビジネスを成立させる = 収益を得る可能性を高めるためには、必ず「顧客がお金が払うことで得られる価値」を形にしないといけません
それがアウトプットになります
ビジネスにおいてはこのアウトプットはほとんどの場合「提案書」という形に落とします
「顧客はどんな状況か?」
「利益をあげるためには何をすべきか?」
「それを実現するために弊社はどんな支援ができるか?」
「それはいつ/誰が/いくらで/何をすれば実現するのか?」
「この提案に合意するにはどんな条件があるのか?」
これらを全てまとめ、皆がお金を払う価値を納得しないと成立しません
この提案書の質をあげるためにどうするべきか?を次回説明したいと思います