双極性障害で退職してからの1年間   その2 ~知能検査の受診~

ノウハウというかメモ代わりとしてこれを書いていますが、意外と物量があるものです。

毎日書いていれば良かったと後悔しています。。


さて、カウンセリングを受けると、まず知能検査を受けて、障害の内容をきちんと理解することをおすすめされました。

私が受けたのはウェクスラー成人知能検査(WAIS、ウェイス)というものです。

その中でも最新版のWAIS-IVを受診しました。

他で受けた方の中には古いWAIS-IIIを受けた方もいるかもしれません。

ざっくり言えばIQ、知能指数を出すものですが、心理検査やこれまでの成長過程について聞き取りしたりなど、より深い分析をします。

検査の具体的な内容については検査者と専門家の方以外は見ることができず、また具体的な数値も公表しないように注意されます。ネット上で公開している方も見かけますが、数値の取り扱いが難しいこともあり、公開しないことをおすすめします。

検査は心理検査と知能検査に分かれ、それぞれ2~3時間程度かかります。加えて親や自分のこれまでの成長過程での回答表に記入が必要です。

一般にカウンセラーの方は忙しくなかなか予約が取れないため、多くても月に1、2回の受診になります。その中で上記の検査をこなすことを考えると、検査、分析を終えてカウンセリングが本格的に始まるまでには少なくとも2ヶ月はかかります。

検査代は病院にもよるかと思いますが、私は保険適用かつ自立支援手帳による1割負担で5,000円ほどでした。全額負担だと物凄く高いので、可能なら保険適用ができる=診察医と連携したカウンセラーから受診した方がいいです。

さて、検査を受けた結果、私は発達障害(ASD)でした。

これまでは自分の症状は双極性障害II型という診断でしたが、主となるのがASDであり、二次障害として双極性障害II型が出ているということです。

ASDは元より、双極性障害についてもかなり慢性化していました。過去何度も休職していることを考えても、今後改めて働くときに何かしらの問題が発生する可能性は容易に想像できました。

検査結果を踏まえて色々なサポートを受けやすくするために、以前の病院で進められた障害者手帳を取得したいと思うようになりました。

次回は障害者手帳の取得に向けて、主治医、カウンセラー、ソーシャルワーカーに相談しながらどう進めていったかについて書こうと思います。

つづく

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