道東の冬に会いたくて 網走まで③
二日目
8:00 起床
窓を開けて驚いた
目の前には知床連山、右手には斜里岳
そして眼下には、斜里駅に入ってくる釧網線
ここまで眺めがいいとは思っていなかった
昨夜セイコーマートで買った別海町の生乳を使ったパンと
豊富町の生乳を使ったヨーグルトが朝ごはん
テレビをつけるとNHK「さわやか自然百景」
札幌にある北海道神宮に暮らす
小動物たちを放映していた
部屋でゆっくりしてからチェックアウト
お隣のバスターミナルへ
9:20発 知床自然センター行き
車窓からは大平原、そして斜里岳が良く見えた
やがてバスはオホーツク海沿岸に入る
目指すは終点「知床自然センター」
あ、流氷
道の駅うとろ・シエトクでは、たくさんの人が乗り込んできた
10:20 知床自然センター着
この先は、冬季通行止め
早速、カンジキをレンタルしようと受付に行ったが
フレぺの滝までなら、踏み固められた雪道のため
履いて行った靴で十分とのことだった。
片道1㎞のフレぺの滝までの散策スタート。
自然センター裏には「しれとこ100平方メートル運動」ハウスがあった。
100平方メートル運動とは、かつて乱開発の危機にあった知床国立公園内の開拓跡地を保全し、原生の森を復元する取り組みのこと。
白樺の木立を行く
空気は張りつめていて
とにかく気持ちがいい
だんだん進んでいくと
木立はなくなり、草原にたどり着く
フレペの滝は流れ込む川が存在しない不思議な滝
山々に降り注いだ雨や雪どけ水が地下水となって断崖に染み出し
オホーツク海へとそそいでいるとのこと。
往復しても40分弱
天気もよくなり、あまりの気持ちよさに
もう1往復
まだまだ雪道を散策したかったが
帰りのバスの時刻もあるため
自然センターへ戻ってBARISTART COFFEEでランチを食べる
センター内では、山本光一写真展「しまえながのきもち」を開催していた。
シマエナガのいろんな姿があり、とにかく可愛かった。
14:10 斜里駅行きバス
15:10 斜里駅到着
電車の時刻まで、再び斜里の街へ繰り出す
道の駅しゃりに隣接した「斜里工房しれとこ屋」でお土産を見る。
12月に釧路物産展で買った魚「こまい」が好評だったため探したがなし。
ぺたんこに干物になったお酒のつまみ用を見つけて購入。
来運神社には行かなかったが
斜里でしか買えないという「来運まんじゅう」も買った。
16:33発 釧網線 網走行きを待っていると
16:45発 釧網線 網走行き
17:30着 網走
網走駅には、いろんな電車が停車していた
駅からホテルまで10分歩く
17:55 チェックインの手続きをしていると
流氷まつりのフィナーレで18:00から花火が上がるという
急いで部屋に荷物を置き
ホテル裏手の釧路川、除雪の雪山に駆け上ったところで花火が上がった!
そういえばポスターのプログラムに記載があった。
極寒の澄み切った空に開いた大輪は
また格別だった。
携帯の電池切れで写真なしー 残念!
たった数分の花火を終え
夕食を求めて街を歩く。
小雪が舞ってきた。
仕方なく、網走川の橋を渡り
流氷まつり会場側のスーパーに行くが、お惣菜コーナーはすべて売り切れ。
また橋を戻り、安定のセブンで購入。
テレビを見ながらの部屋食も、なかなかいい。
雪の中を歩き疲れたカラダに
グラタンがあったかい。
食事をしながら、何度も何度も窓の外を見る。
網走の夜は、しんしんと更けていく
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