本日のマンガ名言★「BLEACH」平子真子
どーも!Hiroです!
突然始まった「マンガの名言を人生に生かそう(仮)」のコーナーです!
有名なマンガ、さらに今回はもう結構有名なセリフだったりするので知っている方も多いかなーとも思いますが、僕も考えさせられた言葉だったので知らない方は是非見てみてくださいませ。。
今回はいかんせんオシャレ、あっオサレなマンガで有名な、久保帯人さんが書いて入らっしゃる「BLEACH」のとある隊の隊長、平子真子(ひらこしんじ)さんが別の隊で新しく隊長になる事になった浦原喜助(うらはらきすけ)さんに対して放った一言です!
浦原さんが隊長になった隊(12番隊)の隊員、主に副隊長はみんな元の隊長が好きだったんですよね!でもその隊長が突然の栄転。その後任として別の隊から浦原さんが着任したのですが、中々受け入れられず夜一人で黄昏ているところ、平子さんがサラッと来てたった一つだけアドバイスをしたんです。
それがトップ画像の一言。
「上に立つもんは下のもんの気持ちは汲んでも顔色は窺ったらあかん。
好きなようににやったらええ。
それで誰もついて来えへんかったら器やなかったっちゅうだけの話や。」
この次の日から浦原さんは開き直った様に好きに動き始め、最初は反発もあるものの最終的には見事にすごい事を成し遂げていくんですよね!
これ、部活の部長や何かのリーダー、社会で役職についていらっしゃる方等は何か感じるものがありませんか?
「気持ちを汲む」と「顔色を窺う」、、この二つ、特に実行するにあたっては結構線引きが難しかったりするんですよね。
まずそれぞれの意味ですが、「気持ちを汲む」とは、「その人の立場となって考える事、気持ちに寄り添って考える事」とあります。
一方で「顔色を窺う」とは、「相手の表情から心の動きを知ろうとする事」とあります。一見よく似ている様に思えますが、こちらはもっと言うと、自分がどうしたいか、が主ではなく、どうすれば相手が喜ぶか、また不機嫌にならないか、といった事が基準でいわば相手のご機嫌取りが目的です。
自分の都合ばかりを優先し、部下の気持ちに見向きもしない上司も嫌ですよねー・・
でも部下のご機嫌取りをしてへこへこしている上司には誰もついていきたくないですよね?頼りない感じもするし。。
上の立場である以上言う時はビシッと言う、伝えるべき事は伝える事は必要です。組織の人間である以上、部下を引っ張って組織に貢献できるチームをつくり、ゆくゆくはそこから次世代のリーダーとなる人材を創出するのがリーダーのお仕事です。
リーダーにはモノ言わぬタイプ、威圧感のあるタイプ、比較的部下に近い距離感でひっぱるタイプ、その他色々なタイプがいるかと思います。部下は思っている以上に上の行動を見ています。
素晴らしいリーダーはほとんどが指示や方針がハッキリしている、どこかメンバー以上に動いている背中がみてとれる、メンバーが本当に困った時のフォローがうまい、といった特徴がある気がします。
逆に残念なリーダーは指示や方針があいまいでころころ変わる、色々言ってくるものの自分はどうなの?と思わせる行動が多い、普段は偉そうだが本当に困った時に助けてくれないといった特徴がある用な。。
もうすぐ4月で昇格を控えている方もいるかもしれません。おめでとうございます!レイヤーが上がるとやれる幅と責任が増え、すべき仕事と見える景色、ものの見え方が変わります。
部下となる方の中には年上の方や年次が上の方もいるかもしれません。
上に立つことは特に慣れるまではとっっても大変ですが、その分自分の采配の自由度も増すので楽しい事もいっぱいあります!
その時に初めて今まで上司が言っていた事の本当の意味や状況なんかも身に染みてわかると思います。
ですが必ずしも前の上司と同じやり方でやる必要はありません。
目的目標を軸に自分で考え、自分の思う様にやってみて下さい。 (部下(何なら上司も)の顔色は窺わないで下さい。)
でも同時に自分が部下の立場だった時に上司に思っていた事、感じていた事は忘れないで下さい。(部下の気持ちを汲んで下さい)
でないと日々上司としての仕事に追われていく内に、いつの間にか自分が部下だった時に嫌だなーと思っていた上司になってしまっているかもしれません。上の人は往々にして部下が思っている以上に忙しいのです。
また、個人的にはリーダーになる際は自分の頭の中で2番手を選出し、育てていくといい意味でとても楽になりますよ!
組織のカギは2番手が握るといっても過言ではないと思うのですがこれについてはまたいずれ書きたいと思います!
では今日はこんな感じで終わりたいと思います!
今回も最後までお読み頂きありがとうございましたー!(^O^)
感謝感謝♪
最後におまけ
平子さんは何が言いたかったのか。。
ぼくなりにかみ砕いたセリフを同じ関西弁でどうぞ!(僕も関西人です)
「立場が上である限り、わざわざこっちから今反発している部下のご機嫌を とる必要はない。自分の目指すもんの為にすきにやったらええ。ただその部下もとても慕っていた隊長が急に組織の命令でいなくなって気持ちの落としどころがわからん様になってる。悪気があってつらくあたってる訳やないからそこは分かってやってくれ。
喜助は喜助でやるべき事をやったらええ。隊員の事を信頼してやるべき事をやってたら結果や部下はあとからついてくる。
それで誰もついて来えへんかったらそもそも器じゃなかっただけの話や。」
と。