“つながる”,そして“広がる”ということ
広域性通信高校サポート校・CAP高等学院の代表をしている佐藤裕幸です.最近は『シン・ニホン』公式アンバサダー・“サトティー”として活動もしています.
現在,『シン・ニホン』第4期アンバサダーの募集をしております.ご興味のある方は,是非お申し込みを!
お申し込みは→https://shinnihon-ambassadors-4th.studio.site/?fbclid=IwAR1so-j-qxmrdg1pdQjViZRZSFSiaxSKc5XwvJK1FM8gxp7p_PBJ-rINJac
前回は,“学校と社会がつながる”ということについて書きましたが,今回はつながりから得られる広がりということについて書いてみたいと思います.
きっかけは友人の投稿から始まった
僕が代表を務めるCAP高等学院は,いくつかの変遷を重ねて今の形になりました.2019年に経産省実証事業『未来の教室』に参加していた “Hero Makers” というプロジェクトにジョインしたことにはじまっています.
当時所属していた私立中高一貫校で,時間割作成の業務をしながら,「教員の我慢と犠牲によって成り立っている学校教育ってどうなの?」という疑問が芽生え始め(所属していた学校そのものというよりも学校教育全般に対してです),当時担任をしていたクラスの生徒さんたちが卒業するのと同時に何か行動を起こそうと思っていました.そんな時ひとりの友人が “Hero Makers” 2期生募集のお知らせをFacebookで共有してくれて,応募し参加することになりました.
詳細は添付した記事に任せるとして,僕自身の想いを “Hero Makers” という場でオープンにし,賛同してくれる高校生や大学生が現れてくれたこと,これはまさに,友人が“つないで”くれた縁から自分の想いが“広がる”という,とても大きな体験となりました.
“Hero Makers” に参加する前の僕の想いは,「教員の我慢と犠牲によって成り立っている学校教育ってどうなの?」というものでしたが,そのストレスの根本原因は,「学校と社会がつながっていないこと」にあると気づき,「高校生と社会をつなぐコミュニティ作り」がしたいと思うようになりました.
「高校生×大学生×社会人 オフラインによる究極の“才能と才能の物々交換”」というイベントも“つながり”が生んだ“広がり”
さらに,この年の9月に参加した経済ニュースメディア“NewsPicks”の「【全国5都市ピッカー交流会】NewsPicksの未来を新代表と語り合う」というイベント
に参加した際のことです.
当時僕は,“Hero Makers” の中で結成した “KAKINE BREAKER” で,「高校生と社会の間にある様々な垣根を壊して,新しいコミュニティを作る」プロジェクトとして,「高校生とイケてる大人が学校という枠を超えて自由に話せる場を作る」ことを模索していました.
そして,参加した仙台でのイベントで,このことを“NewsPicks コミュニティチーム”の方に話してみました.すると...
「それ,面白そうですね!もしよかったら,その企画をうちのスタジオでやってみません?」
というレスポンスが...
「“想い”はまずしっかり口にすることから始まる!」
を実感した瞬間でした.
また,イベントに参加していた他のユーザーの方ともたくさん話をすることができ,“NewsPicks Sendai” というコミュニティにもお誘いいただき,今でも交流が続いています.
2019年12月,一気に動き出す瞬間
“NewsPicks コミュニティチーム”のご協力の下,2019年12月1日,「高校生×大学生×社会人 オフラインによる究極の“才能と才能の物々交換”」という実証実験イベントを開催することができました.
“NewsPicks コミュニティチーム”の方との打ち合わせを進めていく中で,“イケてる大人”の方々との“つながり”が生まれてきました.僕の知人にも声をかけながら,様々な方をご紹介いただきました.その結果10名の“イケてる大人”が高校生とのテーブルトークに参加してくれました.
参加してくれた高校生も,東京・埼玉・神奈川などの首都圏近郊からだけではなく,前勤務校がある福島県や石川県からも参加してくれました.友人の先生方も関心を示し,生徒に声をかけてくれたり,当日“参観”にきてくれました.
「高校生×大学生×社会人 オフラインによる究極の“才能と才能の物々交換”」というイベントをきっかけに,高校生と社会人が“つながり”,様々な人への想いが“広がる”実感を得られたとても良い機会でした.
ここまで何度か,“KAKINE BREAKER” の取り組む発表の機会がありました.そしてその発表を聞いていたある方が,僕の活動に大きな関心を示してくれました.その方は,通信制高校のサポート校を運営していて,
「もしかしたら力になれるかもしれないので,今度お話ししませんか?」
と私にメッセージを送ってくれました.
年末も年末,12月23日に新宿でお会いし,いろいろ話しをしたところ,
「佐藤さんこそ絶対に通信制高校サポート校をするべき人だ」
と,すぐにその場で通信制高校の広報を担当している方を紹介してくれました.
翌々日の12月25日,ZOOMで紹介された広報の方とお話をし,通信制高校サポート校の設立を決めました.それがCAP高等学院の始まりです.12月1日のイベント開催から約1ヶ月で,「高校生と社会をつなぐコミュニティ作り」から「高校生と社会をつなぐ学校作り」へと一気にことが動き出した忘れられない瞬間を経験することになりました.
人との“つながり”が生む様々な“広がり”
僕がCAP高等学院を設立するまでの1年間は,たくさんの人との“つながり”のありがたさを感じる瞬間の連続でした.さらに「佐藤さんなら!」という嬉しい言葉とともに,別な方を紹介してくださる“広がり”を実感してきた1年でもあります.
そして,その“広がり”は,ヒトだけではありません.僕の今回の経験ならば,「コミュニティ作り」から「学校作り」と思考の幅が“広がった”とも言えますし,2020年8月〜9月に実施したクラウドファンディングも,資金集めに対する考え方が“広がった”とも言えます.
今僕が面白いと思う“つながり”から“広がり”
そんなことをなんとくなく感じている時に,『シン・ニホン』のプロデューサーである岩佐文夫さんが投稿された note にめちゃくちゃ共感しました.
僕は,『シン・ニホン』公式アンバサダー第3期生“サトティー”として,活動を始めました.
アンバサダー養成講座には,10代から60代の,これまで出会ったことのないタイプの方々と“つながり”,講座の中身は,ファシリテーターとしての学びにまで“広がり”ます.
さらに,読書会の開催により,新たな人との出会いへと“つながり”,「小学生向け討議会」(https://shinnihon-kids-event1.studio.site/?fbclid=IwAR39D9nePTRSzFSYBzsif7BRvJ4t_NnKm1JGIqg0CV8OukvQHqngocpVV14)や「高校生向けオンラインダイアローグ」(https://fb.me/e/16JrshmXL)など,つながったアンバサダー同士で,『シン・ニホン』をベースとした面白いイベントに“広がり”を見せています.
『シン・ニホン』がプラットフォームになって,読者と読者が“つながり”,大きなうねりとなって“広がる”ことに,僕自身とても面白さを感じています.
最後に手前味噌ですが...
そういう意味で,年齢や立場など全く関係なく,参加している全ての人がお互いを尊重しながら,「この国(日本)は,もう一度立ち上がれる」を本気で対話できる,『シン・ニホン』アンバサダー養成講座は社会とつながる本当にいい機会となれるはずです.募集締め切りは2021年1月18日(月)となります.是非ともご応募をお待ちしております.
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