理科を学ぶということ
私は子ども頃住んでいた街の裏山が好きだった。
空き地が好きだった。
草で遊び、泥で遊び、太陽の下で過ごすことが好きだった。
アサガオを育て、色水を作り、
ママゴト遊びをしていた。
そんな子ども時代を過ごした中で、
大阪の大和川のことを郷土の学習の中で、学んだ。
川が暴れること。
川による恵み。
川の環境の変化。
川が気になった。
そして、川の始まりについて考えるようになった。
山だ⛰
山が気になった。
そして、父の故郷である滋賀の琵琶湖が気になった。
そして淀川。
だから、自然を理科を学びたいと思った。
私が育った時代は高度成長期時代。
河川が汚れていく実感が体感できた、
大気の汚れも体感した。
夏になると光化学スモッグが発生し、
外に出てはいけないということがあり、
なんでって思った、
それは化学?学ぶことで解決の糸口が見つかる?
みたいな気持ちがあり、
理科に惹かれて行った。
それが私の原点。
原点を作ることが子ども時代の仕事。
子どもたちが原点を見つけるための支援をするのが大人の仕事。
大人は自分の心を育て、
自分の原点も豊かに育てる。
子どもも大人も、語ることで、
自分が見えるようになる、
学ぶことで、多くの気づきを顕在化でき、次の学びに繋げることができる。
2022年は、
オンライン・オフラインで、
そんな場所を作る。
山を歩くことを定期的にやっていこう。
そんなことを
思っている。