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仕事そして自分との向き合い方

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note代表の加藤貞顕氏の記事を含めた、仕事と労働環境へ実践的アプローチをされている方々の記事を集めさせていただきました。 人の内面をどう見つめていくのか、深掘りしている方々も…
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2024年1月の記事一覧

「ひとり派」の時代

column vol.1194 博報堂生活総合研究所の調査により、「ひとり」を志向する生活者が大幅に増加し、その意識と行動に大きな変化が起きていることが発見されたそうです。 〈HUFFPOST / 2023年12月25日〉 一体、どうしてなのでしょう? 今日は、その原因について探ってみたいと思います。 「ひとり」派が過半数の56.3%にまずは同研究所の詳しい結果について共有させていただきます。 首都圏の25〜39歳を対象に「ひとり意識・行動調査」を実施。 199

大江健三郎の「親密な手紙」は、これからも続く。

岩波新書から2023年の10月に発売された、大江健三郎の「親密な手紙」を読んでいる。読んでいると表現したのは、過去形にしたくない気持ちがまだどこかに存在するからだ。 大江健三郎は、私の読書の核にいて生涯追い求めたい遥か先にいる。あらゆる角度から事象を表現し、本当の救済を訴える。 初期の短編からの変遷を辿ると、文体の大きな変化、革命に近いものに気付く。大江健三郎から私が得た「小説」という形は、「事実」として捉えても構わない、そこの線引きは必要ないことだと、それよりも、声が届

コーチングの魔法 ~対話を通じてクライアントの可能性を引き出す~

コーチングは、相手の潜在能力を引き出し、その人が自己実現へと進む道をサポートするプロセスです。 今日は、コーチングの核となる要素とその実践方法について、深く探求してみます。 1.傾聴と受容のアート(深い理解への扉) コーチングの中核は「傾聴」と「受容」にあります。これらは単に話を聞くというだけではなく、クライアントの深いニーズや動機を理解し、関係を築くための土台となるものです。 コーチはクライアントの話に耳を傾け、その感情や思考を深く理解し、全面的に受け入れることでコーチ

🐰会長のひとりごと#4

突然ですが皆さん「自分さがし」したことありますか? これは私が探究活動で所属しているゼミで聞いたお話です。 突然ですが皆さん「自分さがし」したことありますか? 私はこれまで様々な自分さがしをしてきました。ある時は市民劇の主役、またある時はアナウンサー、ボランティアに参加してみたり…とまあ色々挑戦してきました。どれも魅力あるお仕事でしたが、いざ自分が将来やりたいか?と言われると実際そうでも無く、「本当に自分がやりたいことってなんだろう。」と明けることの無い闇の中をずっと彷徨

高速から降りてしまうADHD

物事をすぐに始めることは結構できるのだが、続けることができない。それがADHDの特性らしい。悪く言えば飽き性、よく言えばこだわりがない。私に関して言うと、三交クリエイティブライフに入社して名古屋の東急ハンズに4月配属されたも8月にはもう辞めていた。同期20人の中で一番早くやめた。私に続いて何人か辞めたと聞いたけど、それは当時流行っていた布団のねずみ講に引っかかった人で、「お父さんやお母さんに親孝行したいよね?」と、私も呼び出されて布団を売られそうになったが親孝行に全く興味がな

師走の九州横断バスはドラマにあふれていました #手紙小説

お元気ですか。 わざわざメッセージするほどでもないのですが、なんと申しましょうか。あなたにどうしても伝えたいココロに残る出来事だったのでお手紙しました。 クリスマスを超えた師走の日。どんよりした雪空で登山バックにつけたミニ温度計はマイナス2度でした。厳冬期の登山用ハードシェルの下はダウン。口までネックウォーマーでガッツリ着込んでいたんだけど、吹きすさぶ風で体感温度はマイナス5度超えでした。バス停はただ寒い。ひたすら寒い。 バス停のQRコードは頼りないほど小さくて、スマホ

クライアントから信頼されるために必要な意識

こんにちは、セブンデックスのディレクター臼井です。 ディレクターとして就職してから9ヶ月。 ようやくディレクターとして徹底すべき凡事をおぼろげながら理解してきたので、今回はそれを整理してご紹介します。 どうしようもなく仕事がうまくいかない そんな人に、是非とも読んでもらえたらなと思います。 ※ なぜなら、私自身どうしようもなく仕事がうまくいかない人間だったからです 「信頼」に凡事徹底したきっかけ私は「仕事ができる人」に憧れていました。 バリバリ働いて、大小問わず様々