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ベテラン&新人SEOコンサルタントが語る、サイバーアウルで働く魅力とは?


今回は株式会社CyberOwl(以下、サイバーアウル)でSEOコンサルタントを務めるベテランの若林と新人の伊井に、それぞれの視点で、SEOを学ぶ環境や育成体制、組織の魅力を語ってもらいました。

――SEOコンサルタントとはどのようなお仕事ですか?

若林:まずSEOとは、GoogleやYahoo!などの検索エンジンの検索結果で上位に表示されるように、ウェブサイトの改善などを行う取り組みのことです。

検索をしたら、基本的に検索者はその検索結果の上から順にサイトを見ていくので、いかに検索結果の上位にWebサイトやコンテンツを表示させるか、というのが重要になります。そのためのコンサルティングを我々はさせていただいています。

例えば、お客さまから「自社のWebサイトの集客を増やしたい」と依頼があったら、SEO対策を用いた施策の提案や実装のサポートを行い、お客さまのWebサイトを検索結果の上位に表示させるのが主な業務内容ですね。

――お客さまの業界は多岐にわたるそうですね。

若林:そうですね。自社で塾や習い事に関する総合情報メディアを運営しているので、そこに掲載いただいている学習塾さまなどの教育事業会社や、toB向けのメーカー、人材系、金融系と本当にさまざまな業界のお客さまがいます。

業界が違っていても、基本的なSEO対策やアルゴリズムのアップデートへの対応方法は共通しています。ただ、どのようなコンテンツをユーザーに提供するべきかという点は業界によってアプローチが異なります。

例えば学習塾業界であれば、各塾の魅力をいかに効果的に伝えられるか、また、塾を検索しているユーザーにとって最適な情報を提供するにはどうすべきかを考える必要があります。

そのため、まずはそのユーザー層や業界の特性を深く理解することが重要です。その業界に精通していない場合は、業界知識を学ぶところから始め、そこから効果的なコンテンツを考えていきます。

――サイバーエージェントグループには、日本のSEO業界を代表するスゴイ方がいらっしゃると聞きました。どのような方なんですか?

若林:サイバーエージェントグループにはスゴイ方がたくさんいますが、そのなかでも対外的に有名なのは、サイバーエージェントSEOラボの研究室長を務める木村賢さんですね。

木村さんは20年以上、日本トップレベルでSEOの研究を続けています。海外のカンファレンスにも積極的に参加されていて、京都大学と産学連携でGoogleのアルゴリズム研究も行っています。

さらに、去年からは横浜市立大学のデータサイエンス研究科と共同研究を開始し、自然言語処理を中心としたコンテンツ解析を行っています。どのようなコンテンツがGoogleのアルゴリズム上で「いい」と評価されるのか、その要因や特性を自然言語処理の観点から解析しています。

国内でここまで徹底的にSEOを研究している方は他にいないのではないでしょうか。

――お2人は木村さんとお仕事で直接関わる機会はありますか?

若林:私も伊井さんも週に2回、木村さんとミーティングを行っていて、メディアで発生している事象や課題を共有しています。

例えばユーザーにとって有益なコンテンツを提供するためにリンクの導線やコンテンツの改善を行っても、Googleの機械学習やAIによって意図通りに認識されないことがあるんです。このような時に、木村さんからGoogleに理解されやすい適切なリンクの導線のとり方やコンテンツのつくり方など、技術的な側面でアドバイスをいただいています。

伊井:私は施策の優先度や進め方についても木村さんにご相談させていただいています。SEOチーム内では、同時にさまざまなSEO施策が動いてたり、定期的なアルゴリズムのアップデートもあったりと、とても状況が変わりやすく、まだSEOの知識が未熟な私にとっては判断が難しい時があって…。

例えば、その施策をすぐに実施するべきなのか、他の施策の結果が出てから実施するべきなのか。または、アルゴリズムのアップデートが終わるのを待ってから実施するべきなのかなど、都度木村さんにアドバイスをいただき、次に何をすべきなのかを一緒に整理しながら進めています。

木村さんのこれまでの経験にもとづいた知見や、海外カンファレンスで得た最新の情報にもとづいたアドバイスをいただけるので、本当に本当に貴重ですね。

――木村さんのようなSEOの第一人者から学べる環境は、SEOを学びたい方にとって非常に魅力的ですよね。

伊井:そうですね。木村さんのようにSEOにすごく詳しい方から直接学べる環境というのは、他社にはない強みだと感じています。

若林:さらに環境面でいうと、社長の田中(代表取締役社長・田中啓太)がSEOに対して深い理解があることも強みですね。いくつかあるマーケティング手法の中でもSEOを重要視してくださっていて、どうしたらSEOの効果を最大限に出せるか真摯に向き合ってくれるんです。

それが組織全体にも伝播しているので、効果的なSEO施策を進めると決まったら、タスクの優先度を上げてもらえることもあります。SEOに対して組織的な理解があることも魅力ですね。

――サイバーアウルのSEOコンサルタントは、他社へのコンサルティングの他に、自社メディアのインハウスSEOも行いますよね。サイバーアウルのインハウスSEOの魅力はどのようなところですか?

若林:私が以前代理店を経験したからこそ感じるのは、施策を実施するうえで社内のPDCAを回すスピードや、施策の実装スピードがものすごく速いことですね。

代理店で働いていた時は、【課題抽出→施策提案→施策実装依頼→結果分析】という流れで、施策の実装の部分はお客さまに依頼をしていました。そのため、どうしてもお客さまのリソース状況や進める優先度の違いによって実装が遅れてしまうことも。

しかし、サイバーアウルのインハウスでは優先度の高い施策であれば、施策提示後“すぐ”に開発メンバーとコミュニケーションを取り、実装を進めることができます。実装後の結果も迅速に確認でき、その結果をもとにさらに施策を回していくことが可能なんです。

伊井:月にいくつもの施策を素早く回していけるというのは、サイバーアウルのインハウスならではのスゴイところだと思います。

――“すぐ”というとどれくらいの日数で実装されるんですか?

若林:早い時は、1週間ほどで実装されます。他社では、同じ実装内容でも業務の優先度やエンジニアのリソースの関係で施策提示から実装まで1年近くかかることも。そういったところでも、組織全体としてSEOに対する理解が大きいなと感じますね。

――サイバーアウルのSEOコンサルタントには、どのような育成制度がありますか?

若林:過去の実績や具体的な事例をもとに木村さんが説明してくださる研修動画や、半年に1度社内で実施する『SEO検定』があります。

SEO検定はSEOへの理解度を測るもので、ただ用語を暗記するようなテストではなく、「この状況ではどのような要因を疑い、何を調べるべきか?」といった実践的な問いが出題されます。

例えば、「ある日突然インデックス数が半減した場合、何を疑い、何を調査するか?」、「2024年3月のコアアップデートでindexが削減されたがその主な理由は何か?」のような問いに対して、自分の知識と経験をもとに回答。

試験後は、木村さんから毎回丁寧なフィードバックをいただけるので、自分の理解度を確認しながら、どの部分が足りていないのか、強化すべきなのかを具体的に把握することができるんです。

SEOは、明確にこうしたら上がる、これを覚えれば〇(マル)のようなものはないので、このような実践的な研修や試験は、SEOのスキルを身につけるうえでとても重要ですね。

伊井:このような機会があると、しっかりとSEOを勉強する機会になりますし、フィードバックを通じて、自分がどの部分の理解が弱いのかというのも相対的に見ることができるので、すごく有難いなと思います。

――伊井さんが本格的にSEOを学び始めたのはサイバーアウルに入社してからでしたよね。上記のような制度以外で日常的なサポートはいかがでしたか?

伊井:若林さんには、ほぼ毎日質問できる時間を設けていただいていて、日々の業務の中で分からないことがあればすぐに聞ける環境があり、とても助かりました。何か分からないことがあって手が止まってしまう、ということがないので、本当に手厚くサポートしていただいているなという感じですね。

若林:伊井さんがどんどんSEOについて詳しくなってきて、最近では質問の内容も高度で答えるのが少し難しい時もあります(笑)でも、難しい質問がされるようになったということは、それだけ伊井さんが次のステップに進んでいる証拠なので、とても嬉しいことですね。

――伊井さんはサイバーアウルで研修を受けるなかで、特に印象に残っていることや驚いたことはありましたか?

伊井:研修を受けてから実務に入るという一般的な流れはサイバーアウルも同じだったのですが、その研修から実務に入るまでの期間が想像していたよりも長かったことに最初は驚きましたね。

SEOコンサルタントという職種は特に専門知識が求められるので、まずはSEOへの知識を十分に身につけたうえで実務に入るという方針がとられていたんです。

入社して最初の3ヶ月は、まるで学生時代に戻ったように、毎日ずっとSEOの勉強に取り組んでいました。「勉強ばかりだけど大丈夫かな?」と少し不安に感じることもありましたが、半年経って振り返ってみると、あの時間は本当に大事だったなと。

もし、あの勉強期間がなかったら、中途半端なスキルをもって実務的に携わることになっていたと思います。どうすれば早く一人前になれるかというところをしっかりと考えたうえで、カリキュラムを組んでくださっていたんだなと、今ではとても感謝しています。

――最後に、SEOコンサルタントに興味をもっている求職者の方に向けて一言メッセージをお願いします。

若林:私自身、サイバーアウルへの異動前も代理店で約7年間SEOに携わってきたので、ある程度経験を積んでSEOを知った気になっていたんですね。

でも、木村さんのようなSEOのスペシャリストがいて直接学べる環境があること、さらにSEOの知識が豊富で理解のある経営陣のもとで働ける環境はとても恵まれていて。「自分ってこんなにレベルアップするんだ」と驚くくらい成長できたと感じています。

長くSEOを経験されてきた方でも、このような環境に飛び込むことで、さらに成長できるチャンスが得られると思います。自分のSEOスキルをもっと磨きたい、成長したいと思っている方には是非サイバーアウルで挑戦してみてほしいですね。

伊井:若林さんもおっしゃる通り、サイバーアウルにはSEOにすごく詳しい方にとっても、さらに知識を深め追求できる環境があります。SEOに向き合いたい方にとっては本当に最高の環境です。

また、SEOの経験が浅い方も、トレーナー・トレーニー制度や研修など個々の成長をしっかりサポートしてくれる文化があるので、安心して飛び込んできてくださいね!

おわりに
最後までご覧いただきありがとうございました。これから応募される方たちの参考になれば幸いです!SEOコンサルタントにご興味がある方は、是非サイバーアウルに応募してみてくださいね。

サイバーアウルのポッドキャスト(ラジオ)でも、こちらのテーマを若林・伊井・採用広報担当平田の3人でお話ししています。是非みなさんお聴きください!


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