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たましい

昨日、さすがに身体を思いっきり動かしたくなって
ジョギングをした。

あれは身体とか筋力のためだけじゃないよね。
ただひたすら空を見上げながら
同じテンポで走る。

わかっちゃいたんだけど、
何分走ったとか、
何キロ走ったとかの
記録を記念にとか。
音楽聴きながらとか。

そんなスマホをうまく使った
ナウい習慣化も試したんだけど・・・

要らんです。

スマホも財布も持たずに
身ひとつ。
詩とリズムはこの身から。

逆にそれは今どき、
とても豊かな時間になるんだと思う。

で、
ちょっと留めておきたい閃きがあったので
ここに記します。

*************

まず、前提条件として、
僕はいつも
閃き、想い、感情。
魂、心、身体。
法、仏、僧。
在る、想う、触れる。
3つのチャクラ・・等。

表現はいろいろあるけど、
えてしてこの3つで生きてるなぁ
なんて日々感じて生きてます。

で、「心」「想い」ってのが
「たま」と「しい(椎)」という
「か(彼)」の「「み(身)」、
「神」とをつなぐもの。
と感じ取っているんだけど、
この「心」の幅が広いんですよね。

けっきょく全ては「心」じゃん!
てくらい。

でもそれは、
製造者と消費者を繋ぐ商人が
おごってしまっては
何も生み出せないのと同じです。

「心」は
「たま」の声を聞き、
「しい」の声を聞き、
アレンジ、舵取りして、
「しい」を運ぶ。
「たま」はいつでも眺めてる。

*************

ここらへんで、伝わってない方も多いと思いますが・・・
本題へ入ります。


「しいしいする」
わかります?

1217年の野外劇団「楽市楽座」の公園の公演で歌われていて

買ったサントラ聴きながら、
ある瞬間、わかって号泣しました。

「うれしい」「たのしい」「かなしい」「うれしい」
「さみしい」「愛おしい」「おかしい」「にくらしい」

「しいしいする」
わかった?

すべて心の役割なんですよ。

この舞台では、
もうすぐ命を終えようとするバッタが
「なんかしいしいするぞ?」
と歌い出すのですが、

生きていることは「しいしいすること」。

それは素晴らしいことでもあり、
どうでもいいことでもある。

生きていることは「素晴らしい」
と言われるけど、
誰がそう言ってんの?

多くの人がそう言ってるの?
憲法で決まってんの?

え〜い!
僕の心がそう感じてんだよ!

「しいしいする」
そこにはポジティブだったり
ネガティブだったりの
価値判断が付いてくる。

「楽しい 楽しい 楽しい」と
ジョギングのリズムと共に歌えば
楽しくなってくるし、
「悲しい 悲しい 悲しい」と
ジョギングのリズムと共に歌えば
悲しくなってくる。

そして映す世界が
そのフィルターによって形創られる。

アファーメーションして
ポジティブシンキングして、
引き寄せの法則で
現実創造しちゃってもいいんですが、

ほら、商人ばかりが力を持ってしまうと・・
株主ばかりが力を持ってしまうと・・・

現代社会を見れば
ご覧のとおりです。

性欲食欲出世欲、あらゆる身体の感覚を知覚して
表現するのも心だし、
価値判断を下すのも心。

その頭の上だか、後ろだか、
奥の方なんだか、
よくわからないんだけど、
とても静かなところがあるね。

たまちゃん?

身体と心が賑やかで、
つい見失いがちだけど、
身体を終えたら還る場所。

うれしい、たのしい、かなしい、さみしい。

これらの心は何も無くなっちゃうのかな?

さみしいな。


あ!

「たましい」も
「しいしいする系」の形容詞なのかも!

「たましい たましい たましい」
ジョギングのリズムに合わせて歌う。

楽しくなってきた。
いや、「たのしい」ではない。
「たましい」だ。

そんな言葉が、形容詞が
日本語にあったのか?
響きの言霊の効果は如何に?

「たましい」ってのはねぇ
「楽しい」っていうより
もうちょっと静かな感じでね、
ちょっと寂しい感じもする。

なんて違う言葉の解説で届くはずもない。
「たましい」は「たましい」です。

なんて心の論戦を聞きながら、
たましいジョギングで夕空を走るのでした。

*************

そんな閃きの1日の前半に、
FBグループのどなたかの投稿で出会った漫画が
大長編で、とても好かったです。

1日経った先ほど、読み終えました。
楽しくて、愛しくて、
最後の方ではたましい感じになりました。



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ウクレレ平魚泳
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