東京〜京都〜日常 (文学フリマ京都7 参加記)
日常ってのはすごいもので、特に今週の日常はすごかった。
つい一週間前に京都にいたことを、すっかり忘れてしまうくらいの力を持っていた。
土曜日の今日、ゴミ出しをした後にもう一度布団の中に戻って「今週は長かったな」と思うくらいには、今週は長かった。
皆さんはどうでしたか?
1月15日の文フリ京都に参加したことを、振り返ってみたいと思います。
文フリ前々日
金曜日、仕事のあとに奥さんと飲み屋に行って結構飲んで食べました。
最後は知り合いのバーでアブサンを飲んで撃沈して、京都に行く準備を何もしないまま金曜の夜は更けました。
文フリ前日
土曜日は毎週仕事の10分間zoomミーティングがあるのでそれに出たあと、すっごくだらだらと準備を始めました。
文フリ会場へは宅配を使わず手で持っていくので、今回は京都までどうしようかなと考えた挙句、我ながらすごく良い方法を思いつきました。
家電の箱って意外と丈夫なものが多いですよね。おすすめです。
そんなこんなで結局14時くらいだったかな、家を出たのは。
小雨が降るなか、品川駅から東海道新幹線の自由席へ!
実に7、8年ぶりの京都。
仕事で行ったのが最後。バスタブの栓が取られた「シャワーのみ」の宿だった。
バスタブの排水口を足で踏んで塞いでお湯をためたのは今だから言える話です。笑
宿にチェックインして、まったりしながらハイボールを飲んで、街に繰り出しました。そう、お酒を求めて!
食べログなどは使わず、うろうろうろうろとしつこく大通りも路地も歩いて、「大西」という居酒屋へ。
さぁ、ここから大西さんで食べた絶品の数々を写真でお楽しみください。
どれも美味しくて、ひとりでへらへらと笑いながら楽しませていただきました。
今、僕のほかにも文フリ前泊組みが京都のいろんなところでそれぞれの夕食を楽しんでいるのかなっていう想像もしながら。
さて、美味しいお酒のあとは、普段はやりませんが、旅の途中ならばいいだろうということで〆のラーメンを求めて又しても京都の街を歩きまわりました。
東寺の五重塔に出会ったり、ゲーセンに出会ったり、昔仕事で来た時に来たJOSHINを見つけちゃったり。
たどり着いたのは、こちら。
天下一品。もちろんこってりね。
文フリ当日
宿から東福寺まで歩き、三条へ。そこから会場のみやこめっせまでぶらぶらと歩いて向かいました。
初めての会場は緊張しました。
しかも今回は自分の歌集を売るだけでなく委託もあったので、結構頑張らなきゃと気合入ってました。
歌集を買ってくれたり、手に取ってくれたり、声をかけてくれたり、一瞬一瞬が尊く、かけがいのない時間でした。ブースの前で立ち止まってくれた全ての人に感謝します。
途中で100円玉が足りなくなった時、両替してくれた隣のブースの方!!!
本当にありがとうございました。
そしてtoron*さんの『メテオール 01』という僕も大好きな個人誌を多くの人にお渡しできたことがすごく嬉しかった。
恵まれた一日でした。
時間ギリギリまでやらせていただいて、ほんわりした気分のまま帰りました。
みやこめっせから京都駅まで、またぶらぶらと小一時間くらいだったかな、歩いていって、途中で我慢できずにハイボールを買って飲みました。
歩いているうちにすっかり夕暮れ。
お土産をしこたま買って新幹線に乗り込みました。
日常
京都から帰ると、翌日からはもうすぐに仕事で、年始からの急展開はまだまだおさまらず。濁流になんとかサーフボード一枚で浮いてる感じ。
入会した「塔」の一月号も届き、原稿用紙に10首の短歌を書いて投函。
月詠。これが毎月の作業になっていくのかと、改めて短歌と一緒にやっていく日々への突入を実感しました。
2冊目の歌集のタイトルも『夏ですよ』に決めた。
3月末ごろに出来上がる予定です。楽しみにしていてくれたら嬉しいです。
そうそう、今年も長井めもさんの「まな板杯」に挑戦してます。29日に発表だそうなので、あと1週間ほどですね。楽しみです。
昨年はとにかく「杜崎ひらく」を知ってもらうことを一番に考えて、作った短歌は惜しまずTwitterやnoteに投稿してみました。
今年は賞への応募も頑張ろうと思います。
連作を編みましょう。テーマはもう決まったので、やるだけです。
恋愛短歌同好会も、もう一度首席獲りたいです。
たまらん短歌を作っていきます。
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