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短パン型おむつの提案

皆さんこんばんはー!!平林です!

先日、こんなつぶやきを出しました。

というわけで!今回はこちらの「短パン型おむつ」についてです!
どうしてこんなものを作ったのか、これがどんな良さがあるのか、皆さんクエスチョンだと思いますので、お話ししていきます!!

短パン型おむつの着想

これはですね、話せば長くなるんですけど、一言で言うと「おむつって一枚でボトムスとして穿けるようになるんじゃね?」という思い付きからです!

はい、皆さん引かないでくださいねー!(笑)

これ、もちろんそう思った背景があるんですよ。

例えば、今現在で「大人用おむつ」を使う代表的なシチュエーションといえば、「介護」があると思うんです。どうしても身体が動かなくなってくると、排泄の問題は絶対に出てきますからね。

実際、僕がお話を聞いた方の中にも、「オシャレだった母が介護されるようになって、おむつを穿かないといけなくなったとき。母の悲しそうな顔が忘れられない」という、なんとも胸に刺さるエピソードを語ってくれた方もいらっしゃいました。

そうなんです。「介護と言えばおむつ」というくらいに密接な関係なわけですが、それまでがオシャレであればあるほど、「おむつ」を穿くことへの抵抗感って、すごくありますよね。

僕自身、自分が介護を必要とするときに、今のオムツを穿くのって、きついなあ…って思いますし、それが「おしゃれなおむつを作ろう」と思った理由の一つでもあります。

ちょっと話がズレたので、「短パン型おむつ」に話を戻します。

短パン型で、一枚でボトムスとして穿けることの何が良いかっていうと、つまりこういうことです。

介護のシチュエーションで言えば、「手間が圧倒的に減る」んですよね!

あれだけオシャレオシャレ言ってて、最初の理由はそこじゃないんかい!っていう感じですけど、もちろんそれもありますよ。

でも現実問題として、介護のときに、寝たきりの方の体を起こして、ズボンを脱いでもらって、おむつを穿かせて、またズボンを穿いて…って、労力めっちゃ使いますよね。

でも、こんな短パン型のおむつで、一枚で普通にこれをズボンとして穿けるようなデザインだったら、なんと!この工程が、「おむつを穿く」、これ一つで済んじゃうんです!!!

どうですか?画期的じゃないですか?

おまけに「おむつ感」がないので、穿いている側も抵抗がなく、これまでの短パンを穿いている時と同じような感覚で穿ける。最高じゃないですか?

もちろん、実際にそれが出来るようになるには、乗り越えないといけないことがたくさんあることは分かってます。

デザイン上の問題だけじゃなくて、構造上のこととか、ケアをするときの諸々とか、いろいろと僕の考えが及ばないようなことで、解決しないといけないことはたくさんあると思います。

でも、一つのアイディアとして、「こんな可能性もあるんじゃない?」ってことを伝えたかったんです。

大事なことは、最初のアイディア。
アイディアさえあれば、あとはそれを「どうやったら実現できるか」を考えて、みんなで知恵を絞って作っていけばいい。

それは僕一人ではできないので、一緒にやってくれるメンバーと一緒に、今僕たちは大阪・関西万博の「おむつコレクション」に向けて、オシャレなおむつを制作中なんです!

正直、まだまだ「どうしておむつのデザインを変える必要があるの?」「おむつがオシャレになるって、そんなに大事?」って思ってらっしゃる方はたくさんいると思います。

そんな方々に、このnoteを使いながら、「おむつがオシャレになったら、こんな未来があるかもしれないよ」っていうことを、僕は伝えていきたいと思ってます!

賛否両論あると思いますが、「変なことを考えるヤツがいたもんだな…」と思って見ていただけると嬉しいです!!

それではまた次回の更新でお会いしましょう!

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