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火乃絵のロクジュウゴ航海日誌〈scrap log〉

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少なくともあと五年くらいはつづくっぽい
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#私の作品紹介

火乃絵のロクジュウゴ航海日誌〈scrap log〉 第二百卅四日 8/20

火乃絵のロクジュウゴ航海日誌〈scrap log〉 第二百卅四日 8/20

白石火乃絵【STAFF Note】【サンオウ通信】を立てつづけに3本久しぶりに更新した。

吉本隆明さんの『日時計篇』から「暗鬱と季節」について、アフリカン・ジャズとグラム・パーソンズのハイロンサムの響きのうえで4時間ほどしゃべっている、

やっと今年の如月、皐月(ほんらい弥生)あたりの常軌を逸していたころの火乃絵(朱髪)と時を空けて向き合えるようになった、何かに憑かれたかのようにとにかくべしゃり

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火乃絵のロクジュウゴ航海日誌〈scrap log〉 第二百卅三日 8/19

火乃絵のロクジュウゴ航海日誌〈scrap log〉 第二百卅三日 8/19

(きのうの日誌を書き上げ煙草を喫いにベランダへ出ると)

朝の光をうけた夏の雲。——

虹が架かった。

〝もうすぐなんだ〟

メロディーの始源。

            ⁑

星が出ている。運河に横たわる。

声になるしかなかった人。歌になるしかなかった心。

〝君が僕を知っている〟

溶けていく韻。

           —— 西に十一日の文月。

            ⁂

歌と日記と

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