芝生の上のハンモックで、ゆらゆら寝たい。を家でやりたい。

私の家にはソファがない。
この家に引っ越してきた時、ちょっと広くなったリビングに、新しくおしゃれなソファでも買おうかと思った私。
しかし、リビング部分が畳だったこともあり、脚の跡が付いてしまうのもなと思ったのと、なんとなく「畳の上にソファ」は違う気がして、私はあるものを買った。

1つ目は無印良品のこれだ。

体にフィットするソファ ｜ 無印良品

体にフィットするソファ。
またの名を、人をダメにするクッションである。

どさっと床にそのまま置けて畳やラグとの相性もよく、床座りなのにソファっぽくも座ることもできる優れものだ。
私が近年買ったものの中で、1,2を争うくらい良い買い物だったと思っていて、我が家では大変重宝している。

無論こいつにダメにされて、この上でいつの間にか朝が来ていたことも何度かある。いや、何度もある。
しかも、最近新価格に値下げされたようだ。
もう既に持っている身としてはちょっとぐぬぬ、と思ってしまうが、この機にみんなも買って、一緒にダメになれば良いと思う。

そして私には、もう一つソファの代わりに買いたいと思っていたものがあった。いつか広めの部屋に住んだら…とずっと密かに憧れていたのだ。
なかなか場所を取るし、正直実用性という面で行くとクッションよりもソファよりもかなり劣ると思われたが、ソファ案がなくなった今、私はどうしてもこいつを家に置きたかった。

それが、ハンモックである。

「ハンモックでゆらゆら」と聞くと、なぜだかワクワクするのは全人類共通だと私は勝手に思っている。なんて魅力的な響きなんだろう。
涼しい日に風に揺られながらシンハーなどそれっぽい瓶ビールを片手にハンモックでゆらゆらする休日なんて、素敵すぎるじゃないか。
私のいつもの妄想癖がまた独り歩きし始めた。