【風呂酒日和16-2】 鳥長(とりちょう)
※この記事は緊急事態宣言前に訪れた時のものです。
【風呂酒日和(フロサケびより)とは】
どこかで銭湯を見つけると、つい寄り道したくなる。
銭湯から出ると、つい一杯飲みたくなる。
そんな私がふらりと立ち寄った、心と体とお腹を満たす、銭湯と居酒屋をまとめたマガジン。
仲の湯を出て、少しだけ駅とは反対方向に歩く。
小道のちょうど角のところに、大きく目立つ赤い軒先看板が見えた。
カラカラと引き戸を開けると奥さんが迎えてくれた。
1人です、というと奥の端でいいですか?とカウンターを促される。
端っこが好きな私は喜んでカウンターに座る。
店内は6席ほどのカウンターと、4人座りのテーブル席が4席ほど。
こじんまりとしてはいるが、テーブルにはすでに2組の客が座っていた。
席につくや否や、おしぼりが運ばれてきて「まず飲み物は?」と聞かれ、慌てた私はいつものノールックで瓶ビールを頼む。
最近生ビールよりも瓶ビールを飲むことの方が増えた気がする。
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