【風呂酒日和101-2】 たま酒場
うーん。どうしようかな。
藤の湯に入る前に駅の周りをうろうろした割に実はお店を決めきれてなかった私。
もうちょっと駅前を歩いてみることにする。
飲食店もそんなに多くないし、どこもなかなか閉まるのが早い模様。
駅前だけど静かな街だ。なんか東京じゃないみたい。
どこか知らない遠くの街に来たような(それは別に間違ってない)、もしくは突如転勤になってここがこれから私の過ごす場所か〜と戸惑いながらも居心地の良い場所を探検しに行くような、なんとも言えないわくわく感と不安。
え、なにこれ「居酒屋ビデオスター」。すごい名前だ。なんでビデオスターなんだろう。レディオスターをキルしたスターがいるのだろうか。
ここは絶対に飛び道具系な気がするぞ...。
ちょっと心惹かれるけど、でも奥まった入口をちらりと覗くとなんだかバーっぽい気配。
うーん、とりあえず腹ごしらえやな。
その後気が向いたら行ってみようかしら...。
そのまま並びを歩いて見ため的一番に惹かれた「たま酒場」に入ってみる。
見ためというよりも、のれんに書いてあったなめろうの文字に誘われただけかもしれない。
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