【風呂酒日和106-2】 居酒屋 うまし

【風呂酒日和(フロサケびより)】
どこかで銭湯を見つけると、つい寄り道したくなる。
銭湯から出ると、つい一杯飲みたくなる。
そんな私がふらりと立ち寄った、心と体とお腹を満たす、銭湯と居酒屋をまとめたマガジン。

【風呂酒日和】〜ついでのお風呂、のついでのお酒〜｜日野笙 / Sou Hino｜note

うーんなかなかいい時間になってしまったな。
やっぱりサウナ入ると長丁場になるぜ。
でもやりきった感じで満足満足。

とは言え、目星をつけていたお店はもう閉店間近…ふぬぬ。
もうちょっと駅に近づいてみようか。
錦糸町の駅前はお店がいっぱい。
穴場もかなりありそうだし、そうなると往年系の大衆酒場とか最近初めて挑戦した立ち飲み屋さんなんかにも顔を出してみたい気もするけど、言うてもまだシラフなうなので勇気が出ず...。

お、馬刺し。
マップに灯る赤いポイントを順番に見ていると馬刺しのお店を発見。
馬刺しのお店っていうかお肉でも魚でも焼きでも生でもなんでもあるって感じっぽい。ガヤガヤ系かな〜というような見た目だったものの馬刺しに惹かれて行ってみることに。
そうそう、パワー系のものが食べたいってまさに馬刺しみたいなのをイメージしてたの。肉だろうと生が好きな私。

お、見えてきた、ここだ。
うむ、なかなかいかつい建て構えである。
手書きっぽいメニューがずらーっと看板の上に書いてあって、店の外でも飲めるらしく 、遠慮なく偏見を含めた言い方でいうとちょっとウェイウェイしているお兄さんが2人で賑やかに外飲みしている。
でも今日の私はもう馬の舌。(馬の舌ってなんかこわいな)
食欲に任せて突撃だ！ヒヒーン！

勇気を出してお兄さんたちの横を通りカラカラと扉を開けると、タオルを頭に巻いた大柄なおじさんと目が合った。