【風呂酒日和92-2】 はぎばる
タヌキさんに別れを告げ、浅間湯を出た私。
さて、どこに行こうかな。
マップで見たところどうやら反対口の駅前に居酒屋さんが集中しているようではあるが、この通りもなにやらポツポツとお店が見える。ちょっと歩いてみよう。
ふむ、喫茶店にこれは...雑貨屋さん、だろうか。いずれももう閉まってはいるが自然食品のお店などもあってなかなかにぎやかな街並みだ。
「キッチン男の晩ごはん女の昼ごはん」。すごい...これが店の名前だろうか。スローガン的な?
ダイナミックな文字で書かれた店名の下にこれでもかとメニューの写真が店頭に並ぶなかなか主張の強いお店もある。
でも残念ながら本日私が探しているのは女の昼ごはんではなく、女の1人晩酌。
お。ここ、よさそう。
これ何て言うんだっけ、藁っぽいくす玉みたいなのがぶら下がってる。確か杉玉...?
そして入口がなんとも心惹かれる。
古民家から移設してきたような趣のある扉。
蔵戸?潜り戸?というのだろうか。
大きな木の扉の真ん中あたりに店内が覗き込めるような小さな扉がもう一つ。
何フェチかわからないがこういうのを見ると妙にワクワクしてしまう私。
こんなん、入りたくなっちゃうよ。うむ、ここにしよう。
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