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2・3歳の育児「甘えさせる」「甘やかす」の違いって?


「甘えさせる」と「甘やかす」の違いってなんだろう。

3歳娘と1歳息子を子育て中のママです。
毎日怒ってばっかで子どもたちを
寝かしつけた後は後悔の毎日。
そんな自分が嫌になるときは
お母さんたちの声や子どもの成長過程を知るためにも
育児書を読んだりします。

そこで「甘えさせる」「甘やかす」のキーワードを見つけました
一緒じゃん!と思っていましたが全然違いました...

3歳娘は特に「自分でやる!」と「できない、やって〜」を繰り返す時期。
2、3歳は甘えさることで自立へ向かう年齢です。

自分でやりたいけどできない。
それでも「やりなさい。」と言うのではなく
失敗した時の悔しい気持ちを受け止めてあげること。
できない時には少し手を貸してあげること。
これは、甘やかしではありません。
失敗しても、自分の味方でいてくれる。
という実感が安心感を作り、情緒が安定することで自立に向かっていきます。

反対に、親の都合で自立を阻むのが「甘やかす」です。
「甘やかす」ことは大きく分けてふたつ。
ひとつは、静かにしてほしい時にお菓子を与えるなど、
親の都合で子どもの言い訳を受けていれてしまうこと。
ふたつめは、友だちと取り合わないよう同じおもちゃを2つ買っておくなど、
親が先回りしてしまうことです。
将来壁にぶつかった時に解決する力を奪ってしまうのは
自立を阻む甘やかしです。

しかし、子育て中は子どもが騒いだり、
兄弟や友だちと争いが起きるのは誰だって嫌だと思います。
私は「甘やかす」行動は親なら自然なことだと思います。
実際に私もやっています…。

親でも悩むのなら小さい子どもたちは
日々成長するためにもっとエネルギーを使っているはずです!
子どもたちも同じように、自分のイメージ通りできないことも多く
「思っていたようにできない」ことへの混乱や、
不安な気持ちが甘えとなって出てきているのです。
私たちが「うまくいかなくて悔しかったね」と気持ちに共感したり、
できないところを手助けして、子どもたちの葛藤を支えていくことが
親子の成長に繋がると思います。
甘えは、自立に向かう一つの過程。
適切に甘えを受け止めてもらった子ほど、結果的に早く自立へ向かっていけます。

「甘えさせる」と「甘やかす」違いは分かったけど
実際どうすればいいのかを1つ具体例をあげます。

●忙しい時に甘えに応えられない。
食事の支度中や家事の最中、出かける準備中、お母さんはいつだって大忙しですよね。
家族のためにやっているのにどうしてわかってくれないの!と私は度々思います
(3歳、1歳の子どもたちがわかるわけないだろ←)

そんな時は、遊びたい気持ちを受け止めることも「甘えさせる」方法の一つです。
「今忙しい〜」と言っても自分の話を聞いてもらおうと
騒いだり、足にしがみついてきたり、なんてこともあります。
まずは作業の手を止めて「遊びたいよね」
「でも、お料理してるから待ってくれるかな」と声かけをしましょう。
もちろん、子どもがすぐに「はーい!」と言ってくれるわけはありません。
この行動を繰り返すことで理解していくと思います。

「甘えさせる」「甘やかす」を知ったことで
子どもへの接し方がとても良くなるわけではありません。
私は、頭の片隅に置く。
考えすぎず、頑張らない育児をやっていきます☺️

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