見出し画像

今年の24本目

今年の24本目、阪急電車 片道15分の奇跡、観ました。

「人はそれぞれ皆、色んなやり切れない気持ちを抱えて生きている。死ぬほどつらいわけではないけれども、どうにもならない思いを抱えて生きている。

そして、その気持ちは誰にもいえないのだ。誰かにいっても仕方のないことだと諦めるしかない。皆そう思っている。自分自身で解決するしかないんだ」。

「名前も知らない人たちは、私の人生に何の影響ももたらさないし、私の人生も誰にも何の影響も与えない。世界なんて、そうやって成り立っているんだ」。

彼女と同様、私たちもまた、そう思って生きています。だからこの映画は、都会のメルヘンです。行きずりの乗客たちにまつわる、一つのメルヘンです。


いいなと思ったら応援しよう!

皮膜
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。何らか反響をいただければ、次の記事への糧になります。