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【受講者の声】「どんな経験も活かせる」と信じて自己研鑽と挑戦を続けたい

宮崎市で約10年前より人材派遣事業に取り組む株式会社MUSASHIの常務執行役員、前田昭廣さん。2023年12月14日に開催したひなたMBA個別スキルプログラム「つくる経営」第4回にご参加いただき、後日インタビューさせていただきました。講師・杉江美樹さんによるリーダーシップ講座において、どんな学びや気づきがあったのでしょうか。

■受講講座:「つくる経営」第4回(2023年12月14日)
■テーマ:「リーダーシップを高めるスキル~双方向の力を高める&引き出す~」
■講 師:杉江 美樹 氏(株式会社ワークプレイス・ラーニング代表取締役 /
立教大学経営学部ビジネスリーダーシップ・プログラム兼任講師)

▼講座の様子はコチラ👇から


【受講のきっかけ】事業拡大への最初の学びはひなたMBAから

━━ 普段のお仕事内容について教えてください。

前田さん:私は会社の創業期から関わっていて、今は常務執行役員として派遣事業や職業紹介といった実務から、社内の組織編成や売上目標の設定、各エリアにあるオフィスの状況確認など、財務以外の業務は全て携わっています。現在は新規事業立ち上げのプロジェクトにも携わっています。

また、社内研修の実施や外部の勉強会への参加を促すなど、社内の人材育成にも力を入れています。

━━ 今回の講座にはMUSASHIさんから複数名がご参加いただきました。参加を決めた理由は何だったのでしょうか?

前田さん:私がひなたMBAと出会ったのは10年前。入社して、これからどうやって会社を運営していけばいいのか考えていたときに、ひなたMBAのマーケティング基礎講座を見つけて参加しました。当時の私はマーケティングの知識も少なく、通常の業務をこなしながら講座の勉強や課題に取り組む日々で、なんとも大変な日々でした…(笑)。でもそうやって勉強を積み重ねてきたおかげで、創業から10年で年商20億円以上を達成する会社へと成長させるお手伝いができました。

自分が体験したように、次世代を担う若い幹部候補の社員たちにとっても、何か少しでも有益な情報や知識を得るきっかけになればと思い、今回は一緒に参加しました。

▲株式会社MUSASHIさんは、2019年宮崎県未来成長企業に選定されています

【気づき】自分に馴染むリーダーシップ理論を発見

━━ 今回の講座では、どのような気づきがありましたか?

前田さん:アメリカでは、リーダーシップがある人の要素として一番必要とされているのが「正直さ」であることに驚きました。でも、よく考えてみれば納得ですね。自分の考えを正直に話すことで誤解を生まず、信頼にもつながりますもんね。
私はいつも「平等で公平であること」を意識していますが、そこに「正直であること」も付け加えようと思います。

それから、たくさんのリーダーシップ理論を学んだなかで私がしっくりきたのは、自分らしさを大事に成長し続けるスタイルの「オーセンティック・リーダーシップ」でした。自分自身に正直であることはもちろん、自身の信念に基づいて行動することや、自身の経験から形成されたオリジナルの価値観を持つことなどは、今後の仕事の中でも活かせそうだなと思いました。

▲前田さんが受講した杉江氏の講座

━━ 講師の言葉で心に残ったフレーズがあればお聞かせください。

前田さん:それは「どんな経験も活かせる」という言葉ですね。先ほどの「オーセンティックリーダーシップ」理論とつながりますが、私はこれまでに何か特別な経験をしてきたわけではないけれど、会社立ち上げの大変な時を、過去にもっと大変だった経験を思い出して乗り越えてきたし、日々の業務の中でも、社員に対する自分の言動を振り返って反省して、業務改善に役立てるようにしてきたので。

━━ 自身の経験を学びにして、しっかりと次に活かしているんですね。

前田さん:「自己研鑽」と「挑戦」が私の課題です。そのためにはさまざまな研修や講座に参加する必要があると感じています。一度聞いたことのある内容でも、情報や知識は新しく取り入れないと古くなっていくので、学び直しが必要です。新たな発見や気付きもありますし。知識があっても使わなければ意味がないので、実践できるように繰り返し学習していくことが大切ですね。

▲講座参加中の前田さん

【学びについて】次世代人材と共に学び、更なる発展を目指す

━━ 人材育成にも力を入れているとのことでしたが、どのように取り組んでいるのでしょうか。

前田さん:例えば、今社内で3つの新規プロジェクトが進んでいるのですが、プロジェクトごとに新たな責任者を立てています。成功すれば、その地位と見合った収入を得ることができるようになります。

━━ 誰でも上を目指せるチャンスがあれば、社員のやる気にもつながりますね。

前田さん:そういう仕組みをつくっていくためにも、今回のような講座を受講して勉強することは大事ですよね。社内研修も大切ですが、外部の人と話すと「そんな考え方があるんだな」など、いろいろ刺激があるのがいいですよね。私自身も講座を受講することで、普段の自分を振り返り改善する必要がある部分にも気付けました。そういう刺激や気付きが、リーダーとして成長する中で必要かなと思います。

私だけが勉強するのではなくて、これから会社を担っていく社員たちと一緒に勉強して、一緒に会社を成長させて、一緒に会社を動かしていきたいですね。それで社員が幸せになってくれたら私も本当にうれしいです。

【メッセージ】学びを取り込む素直な気持ちを

━━ 今後のひなたMBAに要望したいことは何かありますか?

前田さん:県外で活躍されている方のお話ももちろん勉強になりますが、やっぱり私たちは宮崎で仕事をしているので、県内で事業を拡大している企業の事例を聞いてみたいですね。産業も人口も少ない宮崎で、事業を成功させた方はどのような思いで取り組まれてきたのか、成功したポイントは何なのか。そういったお話が聞けると非常に勉強になると思います。

━━ ありがとうございます!最後に、先輩受講者としてメッセージをお願いします。

前田さん:勉強することをやめないでほしいですね。情報を入れる間口を広げ、入ってきた情報は素直に聞き入れる。それを自分なりに理解して再構築していくことが大事だと思います。私のように、知識がなかった人間でも学び続ければ事業拡大のお手伝いができたのですから、皆さんもしっかりと学びを続けていけば納得のいく結果が出るはずです。

▲ともに学んだ仲間たちと記念の一枚

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積極的に新しい知識を取り入れ、過去の情報を更新していく前田さんの姿勢は、まさに今求められる「学び直し」。事業成長にひなたMBAでの学びが生かされていたとは、うれしい限りです!ぜひまた社員さんと一緒にご参加ください。

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