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何も足さない方が美味しい! 3歳の息子から学んだ食の真実
こんにちは!ひなた整体院の小島です。このブログはあなたが健康の知識を深めていくことで自分で健康な生活が送れるようになるお手伝いをしていきます。では今日もいってみましょう。
食への向き合い方を見直すきっかけ
今日は食べものについて、わたしが息子から教わった大切な気づきをお話ししたいと思います。「何も足さないことの素晴らしさ」という、シンプルだけれど奥深いテーマについてです。
わたしの家では、妻と二人で食について日々話し合い、工夫を重ねてきました。例えば野菜は皮付きで全体食を心がけたり、むいた皮を使って別の一品を作ったりと、「食べるということ」を少しずつ見直してきました。
でも実は、わたしたち夫婦は大きな勘違いをしていたのです。その気づきをくれたのは、わたしの長男でした。
息子の独特な食べ方
長男は今16歳。昔から食の好みが独特で、外食のメニューを聞くと「ざるそば」と答えることが多く、最近は肉も食べるようになりましたが、基本的にあっさりした味を好みます。
そんな長男の忘れられないエピソードが、3歳の頃にありました。実は息子には、食べ物に「何かをかける・つける」ということが大嫌いだったのです。
素材そのままの味を愛する息子
焼き魚でもコロッケでも餃子でも、調味料をつけずにそのまま食べることを好みます。白ごはんだって同じです。おかずが目の前にあっても、白ごはんだけを「あ~美味しい」とパクパク食べるのです。
特に印象的だったのが、野菜サラダでした。キャベツやレタス、キュウリ、ブロッコリー、アスパラガス、ニンジンなど、どれもマヨネーズやドレッシングをかけるのを嫌がり、そのままバリバリ食べては「美味しい、美味しい」と言うのです。
目からウロコの気づき
当時のわたしたち夫婦は「変わった子だな」と話していました。しかし、息子の方が正しかったのです。
ある日、サラダを食べようとした時、マヨネーズもドレッシングも切れていることに気づきました。仕方なく、息子のようにそのまま食べてみることにしたのです。
レタスを一口・・・「あれっ?」
次にブロッコリーを一口・・・「あらっ、やっぱり・・・」
そしてアスパラガスを一口・・・「めっちゃ美味しいやん!」
本来の味の素晴らしさ
そうなのです。何もつけないということは、野菜そのものの味しか感じられないということ。しかし、それがなんとも言えない旨みと甘みを持っていたのです。
わたしたちは、野菜に何かをかけて食べる状態を「完成形」と思い込み、何もかけていない状態を「未完成」だと勘違いしていました。しかも息子は味の違いもよくわかっているようで、新鮮な野菜をもらった時などは目をキラキラさせながら食べてくれます。
3歳児からの学び
この経験から学んだことは、シンプルながら深い気づきでした。私たちは往々にして「足すこと」「加えること」で価値が生まれると思いがちです。でも、時には「何も足さないこと」の方が、本質的な価値に出会えるのかもしれません。
食べものに限らず、生活の様々な場面でも同じことが言えるのではないでしょうか。何か新しいものを取り入れる前に、まずは本来の姿を味わってみる。そんな視点を、わたしたちに教えてくれた息子に感謝しています。
おわりに
みなさんも、普段当たり前のように何かを「足している」ものを、一度そのままの状態で試してみてはいかがでしょうか?新しい発見があるかもしれませんよ。
この記事を読んで、みなさんも何か気づきがありましたら、ぜひコメント欄で教えてください。みなさんとの対話を通じて、また新しい発見ができることを楽しみにしています。