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野菜と健康:            自然の恵みが教えてくれること

こんにちは!ひなた整体院の小島です。このブログはあなたが健康の知識を深めていくことで自分で健康な生活が送れるようになるお手伝いをしていきます。では今日もいってみましょう。

日本の食文化の変遷:和食から洋食へ

日本人は古くから穀物中心の食文化を継承してきました。しかし、現代では洋食文化の影響を強く受け、私たちの日常の食事は大きく変化しています。平日の食卓には、ハンバーグ、焼き肉、から揚げ、トンカツ、お好み焼き、パスタ、シチュー、カレー、パンなどが並び、何が日本食で何が洋食なのかさえ曖昧になっています。

確かに、高齢者の食事には煮物やお浸し、味噌汁などの和食が多く見られますが、全体的に見ると、私たちは知らず知らずのうちに野菜離れが進んでいるのです。

昔の野菜と今の野菜:失われた香りと味

私が子供の頃を思い出すと、住宅街にトラックで巡回販売に来る八百屋さん、魚屋さん、豆腐屋さんの姿が目に浮かびます。近所のおばさんたちがお皿を片手に玄関から飛び出してくる光景は、今では懐かしい思い出です。

当時の野菜は今とは全く違う特徴を持っていました。例えば、トマトは強烈な青臭い香りを放っていました。種類も限られていて、トマトといえば大玉トマトだけでした。

現在では、野菜の種類は豊富になりました。トマトひとつをとっても、大玉、ミニトマト、ミディトマト、黄色や緑のトマト、アイコのような細長いトマトなど、様々な選択肢があります。しかし、「完熟」と謳われる現代のトマトには、かつての青臭さはありません。甘みは増したかもしれませんが、酸味やクセが減り、独特の風味が失われつつあります。

野菜の変化:失われたアクと栄養価

この変化はトマトだけではありません。キュウリ、ニンジン、ナスなども、生で食べてもクセがなくなりました。食べた後に歯の裏がザラザラになるようなホウレン草も見かけなくなりました。

一見、これらの変化は良いことのように思えるかもしれません。しかし、別の見方をすれば、野菜本来の「アク」が失われたということでもあります。アクは野菜が持つたくましく生きる力の源とも言えるものです。つまり、現代の野菜は、その生命力の一部を失っているのかもしれません。

実際、50年前の野菜と比べると、現在の野菜の栄養価は半分程度に落ちていると言われています。この変化は、年中同じ野菜が手に入るようになった頃から顕著になりました。

旬の重要性:体に合った野菜を食べる

本来、野菜には旬があります。夏が旬の野菜は体を冷やす働きが強いため、冬に食べるのは適切ではありません。逆に、冬が旬の根菜類を夏に食べると、体が必要以上に熱を持ってしまいます。

このように、季節に合った野菜を食べることは、私たちの体調管理において非常に重要な役割を果たしています。

自然との共生:健康的な生活への鍵

ここで、以前書いた記事「自然との共生:健康的な生活への鍵」を思い出してください。そこでも述べたように、私たちの健康は自然との調和の中で最も保たれます。野菜を通じて自然の恵みを受け取ることは、その調和の重要な一部なのです。

まとめ:本来の野菜の力を取り戻す

現代の野菜は確かに食べやすくなりましたが、同時に本来の力強さも失っています。では、どうすれば良いのでしょうか?

  1. できるだけ旬の野菜を選ぶ

  2. 地元で採れた新鮮な野菜を食べる

  3. 有機栽培や自然栽培の野菜を選ぶ

  4. 可能であれば、自分で野菜を育てる

これらの方法を通じて、私たちは野菜本来の力を取り戻し、より健康的な生活を送ることができるでしょう。

最後に、皆さんにお聞きしたいと思います。あなたの食生活の中で、野菜はどのような位置を占めていますか?また、この記事を読んで、野菜に対する見方に変化はありましたか?

ぜひコメント欄で皆さんの体験や考えをシェアしてください。皆さんの声を聞くことで、私も新たな学びを得られると思います。一緒に、より健康的で自然と調和した生活を目指していけたら嬉しいです。

皆さんのコメントを楽しみにしています!

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