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子どもをうまく巻き込んで精神的な余裕をつくる

働きながら子育てをしていると時間的にも精神的にも余裕がなくて、ばたばた、イライラしがちです。

ですが、子ども達と一緒に過ごせる時間は限られています。
できることならイライラせずに、穏やかに子育てを楽しみたいと思っているのは、きっと私だけではないはず。

時間の余裕をつくるために、曜日ごとに献立を固定して、ほぼ頭を使わずに夕食を準備できるようにしたり、洗濯物を畳まずにハンガー収納にしたり、細かな家事の工夫を積み重ねてきました。

もちろん、家事の効率化を図ることは大事なのですが、子どもがある程度大きくなったら、「子どもをうまく巻き込むこと」もポイントかもしれないと思うようになりました。

例えば、我が家では帰宅後の「子供たちのルーティン」があります。

まず初めに、学校に持っていった水筒や保育園で使ったお弁当箱・カトラリーセットなどを鞄から出してキッチンのシンクに全部出してもらいます。

最初に、この作業をやってくれると、すぐに洗い物に取り掛かれるので、
「ねぇ、水筒だしてー」
と、何回も大きな声を出さなくて済みます。

子ども達を待たずに私がやってしまえばいいのかもしれませんが、
“ 保育園・学校で使う持ち物は、自分で準備・片づけをする ”
と約束しているので、根気強く習慣づけていきました。


その次に、 パソコンで30分間YouTubeを見ます。
子ども達が動画に集中している間に、私は水筒・お弁当箱などの洗い物を片づけ、お米を研ぎ、夕飯の仕度をするなど、台所仕事を集中的にやっつけます。
調理中に「ママ-来てー」と呼ばれると、作業を一旦中断して、いちいち手を洗わなければならず、

なんで、わざわざこのタイミングで呼ぶんだよ…

と地味に、いや、結構なストレスを感じていました。

動画を見ている時は子ども達も集中しているので、声が掛かる頻度が圧倒的に少なくなります。
もっと小さい頃には、「いないいないばぁっ!」や「おかあさんといっしょ」にお世話になりました。

その後、息子が「音読」や「掛け算九九」の練習をするので、コーヒーを飲みながら一息つきつつ、それに付き合います。
連絡ノートとプリントに目を通し、必要箇所にサインをして、学童で済ませてきた宿題のマル付けも、この時間にまとめて行います。

…と、ここまでが子ども達のルーティン。

これ以降も、何時頃にお風呂、夕飯とだいたいの流れはありますが、夫の帰宅時間によって前後することもありますし、基本的には自由に過ごしています。

こんな具合に「自分のリズム」と「子ども達のリズム」が噛み合ってくると、不必要にイライラすることが少なくなってきました。

こう書くと、さも順調にやってきたように思われるかもしれませんが、ここまでの流れをつくるのには相当な時間がかかっています。

例えば、息子が小学生になったばかりの頃は、洗い物をシンクに出した後すぐに「明日の学校の準備と音読」を習慣づけようとしましたが、まったく上手くいきませんでした。

私にとってはその方が都合よかったのですが、息子はどうしてもスイッチが入らず、私はイライラ、息子はグダグダ…。

思い切って、YouTube を先に見せてしまうと、それで少し満足できるのか、その後の "やらなければいけないこと" にもスムーズに取り掛かれるようになりました。

日々のルーティンは子どもの年齢や自分の働き方の変化によって、その都度見直していかなければなりませんが、

どうすれば、お互いストレスを溜めずに暮らせるのか?

を考えてみると、工夫できるところは意外と残されているし、これからも日々考え続けていきたいと思います。

最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。

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