ひなた
子育てで心がけていることや気づいたこと、純粋な育児日記やワーキングマザーの日常について綴ったnoteをまとめています。
日々のちょっとした出来事から考えたことや、自分自身の内面を深く掘り下げていったものまで、エッセイをまとめてみました。
子育てや仕事、生き方に迷った時に、私を支え、活力になってくれた大切な本。そんな本の紹介記事や、本を通して考えたことを綴ったnoteをまとめました。
「ママ、おしっこ。」 娘の声に起こされて、半分眠ったままの頭でトイレに連れていく。 用を足してすっきりしたのか、娘は布団に戻ると間もなく、満足そうにスースーと寝息をたてはじめた。 …かわいい。 時計を見ると、まだ5時半。 せっかくの休みだし、もう少し寝ていたいと布団に潜り込んでみたけれど、中途半端に目が覚めてしまって眠れそうにない。 二度寝することを断念して、冷えきったリビングに向かうと吐く息が白かった。かじかんだ手で石油ストーブのスイッチを押す。 ピッ 外はまだ
暮らしとオリジナルウェアの店「OURHOME」を主催し、音声メディアVoicyでは人気パーソナリティとしても活躍されている Emi さんの『今日から変わる 私の24時間』を読んでみました。 Emiさんは整理収納アドバイザーとして活躍されていたこともあり、Voicy でも片づけや収納に関して尋ねられると思っていたそうです。 ですが実際には、 「やりたいことがあるのに後回しになってしまう」 「暮らしが上手に回らない」 といったお悩みが多く寄せられたそうです。 『今日から変わる
以前、市内の図書館を巡っていると、ファッションに関する本ばかりが気になってしまうことがありました。 その数日前にプチ衣替えをした際、昨年のワードローブに違和感を覚えたことが心のどこかで引っかかっていたからだと思います。 久しぶりに図書館で借りて開いてみたファッション誌は、キラキラして眩しかったです。 自分の秋冬のワードローブを見てみると、ざっくりこんな感じ。 パンツ (ジーンズ、黒スキニー) 2枚 スカート 2枚 セーター (薄手 3枚、厚手 2枚 ) 計5枚
夫の故郷である新潟に帰省してきました。 目的は祖父母に孫の顔をみせること、それから祖父が作っている新米コシヒカリを破格のお値段で分けてもらうことです。 お米は郵送してもうらうこともできますが、重さがあるので送料がばかにならず、だったら帰省も兼ねて直接とりに行ってしまおう!というのが毎年恒例になっています。 今はお米が高くなっていますから、本当に助かります。 じいちゃん、ありがとう! 夫の実家ではお米以外にも、様々なお野菜をつくっているため、この日は畑で収穫のお手伝いをし
ワーママとして奮闘する中で、働きながら子育てすることの「大変さ」は、その家庭の「条件・環境」に大きく左右されるなと思います。 例えばわが家の場合、夫の帰宅は遅くても19時過ぎ。炊事や洗濯など基本的な家事もできるので、私が休日出勤のときは基本的に夫が子ども達の面倒を見てくれます。 婚約を機に、私の実家近くに引っ越してきたため、子どもが熱を出した時も、実家の母に子どもを預けて私は仕事に行くことができます (通院だけは、母親である私が付き添いますが) 。 ところが、同僚のAさ
もし、仕事を選び直せるとしたら… こんなふうに考えたことはないでしょうか? 社会派ブロガーのちきりんさんが書かれた『未来の働き方を考えよう 人生は2回、生きられる』では、40代で働き方を選び直し、職業人生を[前半]と[後半]に分ける生き方が提案されています。 現在の働き方に違和感があったり、自分にあったキャリアプランを模索している方に、ぜひ読んでいただきたい一冊なのですが、この投稿では『未来の働き方を考えよう』の中で語られている「本気のワークライフバランス」について考え
小学2年生になる息子の「まちたんけん」の引率ボランティアに参加してきました。 生活科の授業の一環で、自分たちの住む街の施設に出向いて中を見学させてもらい、職員の方に質問をして理解を深めるという内容です。 今まで運動会や授業参観には欠かさず参加してきましたが、ボランティアは少しハードルが高いと感じていました。 絵本の読み聞かせボランティアは定期的に順番が回ってくるため、その度にお休みを取らないといけないし、学習サポートなども一定期間に何日か続けて学校に行かなければならず、
毎年この時期になると私を憂鬱にさせる問題があります。 それは、息子のインフルエンザの予防接種です。 小学2年生になる息子はとにかく注射が苦手で、赤ちゃん頃から予防接種を受けさせるのがものすごく大変でした。 定期接種が落ち着いてからも、インフルエンザだけは毎年打たないといけないんですね (任意ではあるのですが) 。 息子は、予防接種に行くことを伝えただけで怖くなってしまい、注射が終わるまでずっと不穏な状態です。 しかも、注射を打つ時にも力が入ってしまうので、体が大きくなっ
生きていると「壁」にぶち当たることは、何度となくあると思います。 でも実は、「壁」にぶち当たる以前の “「壁」の存在は感じるけれど、その正体がわからない… ” という状況の方が、しんどいのではないかと思います。 私は今まで、というか今でも働き方に悩んでいます。 現在は正社員として働いているのですが、「お金の問題」や「自分の本心」を整理していく中で、週3日程度パートタイマーとして働きたいと思うようになりました。 この経緯については、こちらの記事でも書いています。 自分の
ミッドラクフクライシスという言葉を知っていますか? 私はなんとなく聞いたことがありましたが、意味についてはよく理解していませんでした。 ですが、noteでこのテーマについて発信いる方の投稿を読んだり、NHKのクローズアップ現代で取り上げられているのを見たりして、だんだんと興味を持つようになりました。 ミッドライフクライシスとは、人生の折り返し地点である中年期に「人生このままでのいいのだろうか?」と悩んだり、不安や葛藤を覚える心理状態のことです。「中年の危機」「第2の思春
同僚の愚痴がひどいです。 50代後半の介護士さんで、もともと不平不満が多い人ではあるのですが、最近は腰痛がつらいらしく、他の職員を捕まえては、 「人手不足で大変」 「腰痛がどんどん悪化してつらい」 と愚痴をこぼしています。 その気持ちは、理解できます。 世の中では介護士不足が叫ばれていて、私の勤め先でも慢性的な人手不足に悩まされています。 介護の仕事は重労働です。 入所者のおむつを替えたり、抱きかかえてお風呂に入れたり、食事の度に介助で車椅子に乗せたりと、腰を痛めても
先日、久しぶりに市内の図書館を一人ではしごしてきました 。 私の住んでいる地域には、合計6つの市営図書館があり、今回はその内の2か所を訪ねました。 本が好きなので、館内をぶらぶらしているだけでいい気分転換になります。 普段図書館を利用する時は、子ども達と一緒に絵本や児童書を借りてくることが多く、館内をゆっくり回る余裕はありません。 と言いつつも、気づくと興味を引かれるままにふらっと本棚に向かってしまい、子ども達から 「勝手にいなくならないで!」 と怒られることもあるの
先日、保育園の親子遠足がありました。 目的地は大洗水族館。 娘にとって、クラスのみんなと大型バスで行く遠足は初めてで、何日も前から楽しみにしていたイベントでした。 お友達とはしゃぎながらイルカショーをみたり、お揃いのぬいぐるみを買ってもらったりして、とっても嬉しそう。よかった。 一方、親である私はと言うと…。 正直、あまり楽しめませんでした。 その① 集団行動に疲れた 大型バスで目的地まで行く、ツアー旅行のような遠足に参加するのは、自分が大学生の時以来でした。 混み
在宅ワーカーに憧れます。 家で仕事するって、なんか、かっこよくないですか? ( 私だけ?) 特にコロナ禍では、感染拡大防止のため多くの企業がリモートワークを導入しました。 知り合いの中にも、在宅での仕事に切り替わった人がちらほらいて、以前に比べてその存在が身近になったことも、うらやましく思う理由のひとつかもしれません。 私はリハビリの専門職として働いているのですが、 現場に出ないことには仕事がはじまらないため、在宅ワークなんて夢のまた夢。 単に「ないものねだり」なだ
かなり長いスパンで働き方について悩んでいます。 なぜ、働くのか? 私の場合、一番の理由は「お金を得るため」です。 子どもが2人いるので、お金があるに越したことはないと思っていました。 ですが、自分の人生の中で「これだけは達成したい!」ということを洗い出して、いつまでに、いくらお金が必要なのかを試算してみると… 我が家の場合、私が必ずしも正社員として働かなくても 何とかなりそうなことが分かりました。 ( 大きなお金が掛かる目標が、そこまで多くないことが要因と思われます。
以前、田中慶子さんの voicy で紹介されていて興味を持った、古賀史健さんの『2〇歳の自分に受けさせたい文章講義』を読んでみました。 率直な感想は、 もっと早く読みたかった! 本書は、文章を書くことを生業としている人はもちろん、私のような「書くこと」が好きな人にも、自信をもってお勧めしたい一冊です。 文章のリズムは理論展開で決まる 文章の視覚的リズムも意識する 読者を引き込む導入、3パターン 構成は図解・可視化して目で考える など、長年のライター生活で培われた