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持続可能な働き方ですか?

育休明け仕事復帰してから1年半が経とうとしている。この1年半、働き方に悩みながら、復帰した当初は想定していなかったことがたくさん起こった。

復帰当初「基本的に夫が送り、私がお迎えね」と始めたのに、16:30に退勤することが難しく、テレワークの日はお迎えに行くけど、出社の日はお迎え〜寝かしつけまで夫に任せて、残業するようになった。

そもそも、16:30に退勤するのが難しいなんていうのは私の問題で、帰ろうと思えば帰れたんだなと今になるとそう思う。

残業するようになると、週に2日の出社日は頑張る日と決めて、いつしか22時まで残業するのが常態化していた。
いや、終電なんて日もあった…。
終電までやっても終わらずに仕事を持ち帰って、0時過ぎに家に着いてから、静まりかえったリビングで資料のチェックをしていた日もあった。

あぁ、今書きながら思い出しても泣けてきそうな辛かった日々。

本当にこのままでいいの?自問自答の日々

一番辛かったのは、自分の寝不足より何より、「寝かしつけの時ママがいいって泣くんだよね」という夫からの報告。夜残業していると「ママ〜(泣)」という娘のボイスメッセージが夫から送られてくる。

夫はあまり我慢せずに気持ちを伝えてくるタイプだ。「働き方どうする?」「ひなみが仕事ガッツリ頑張りたいなら、俺が時短にしてもいいけど」「仕事も家事もって俺は辛い」と何度も何度も家族会議になった。

こんな働き方ずっとなんて続けられない。期間限定だと思わないとやっていけない。いつか異動するか、転職するか環境を変えたい。

私の人生ほんとうにこれでいいの?このままでいいの?家族に負担をかけて、我慢させて、娘に寂しい思いをさせて。

そんなことをいつも考えていた。

時短にすればいい。

夫にも何度も言われた。だけど、現場の人手不足で時短にしたところで自分の仕事量が減らないだろうと思って躊躇していた。

夫には「時短にせずになんとかするから、いったんやらせてみてほしい」と伝えて、そこから私の朝型生活が始まった。

残業は朝にする

まず、夜は残業しないと決め、テレワークの日は17:30に終業しお迎えに行く。出社の日は17:00に終業し18:30までには家に着けるようにするようにした。

仕事が溜まっている時は、朝残業する。

朝4:00に起きて、4:00〜5:00まで家事、身支度を済ませて、5:00過ぎから娘が起きるまで仕事をする。

娘が起きたら、娘を保育園に送って仕事を始めるまで一度中断。こんな風に仕事をする時間に融通が効かせられる制度が整っている会社でよかった。感謝。

このスタイルを貫くようになって、私の中でこの仕事を続ける未来が見えてきた。持続可能な働き方ができるようになってきたと感じている。

相変わらず仕事は溜まっているけれど、去年と比べると仕事量が減ったことと、去年新人だった子たちが育ってきて私の仕事が少し減ったこと。特に後輩たちの成長は本当に嬉しい。頑張ってほしい。すくすく成長して早く私の仕事を奪ってほしい。

それから、何より娘と一緒にいられる時間が増えたこと。今はママママ〜と朝と夜はママがいないとママを探して泣くので、離れられない。だけど、ママを求めてくれる貴重なこの時期に一緒にいられること。ママと一緒にいてくれること。

本当に幸せだな、と噛み締めることができている。

そういえば、以前は余裕がなくて仕事で一緒にいてあげられない申し訳なさとで、娘と一緒にいることへの幸せを噛み締めることもできてなかった。

夫との働き方家族会議はゼロになった。家族の負担を減らすことができていることが、家庭と仕事を両立できているという自信にもなった。

「早く帰るなんてできない」と思っていた私が「やればできるじゃん、私」と思っている今。朝型の働き方にしてよかった。

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