見出し画像

サービスと支援の違いを考える

おはようございます☀️
社会福祉士のぽこです。

救護施設の相談員をしています。
毎日利用者と接する中で気づいたあれこれをまとめたブログです。


✅メンバーシップのご案内

メンバーシップもやっています。
どのタイミングで入っても、その月の限定記事は全て読むことができます。
お好きなタイミングで入ってみてください💐

・障害者福祉の視点からより深く「生きる」「働く」「生活する」を考えた記事
・限定公開だからこそ書ける、救護施設で起きたこと
・8本程度の限定記事すべて読み放題
(毎週土日に更新)
・お値段はコーヒー1杯分(¥500)




福祉はサービス業なのか

今日は、福祉の仕事について改めて考えてみようと思います。
私はアンケートなどで「職種」を選択するとき、「医療介護」という選択肢があればそれを選びますが、何もなければ「サービス業」を選びます。

他者に対して直接サービスを提供して、それに対する対価をいただくという意味では、広くとらえてサービス業だと考えていたからです。

しかし、この4月から救護施設で指導員(相談員)をしてみて思うこと。
それは、福祉はサービスではないということです。

そう考えるようになったきっかけや経緯について、お話ししていきます。

利用者ファーストが正しいのか?

昨今の福祉業界では、利用者の権利擁護が非常に重要視されています。
個別支援計画を用いた支援の徹底はもちろん、計画の中に各種専門職種の関わりかけを含む必要がある分野も。
利用者の敬称を「さん」「様」で徹底し、「ちゃん」「くん」では決して呼ばないなど、利用者に対して敬意を示すことが目的の決まりもあります。

そのような権利擁護観点の決まりの中で、私がモヤモヤしていること。
それは、利用者=お客様という考え方です。

ここから先は

2,384字

スタンダードプラン

¥500 / 月
初月無料
このメンバーシップの詳細

皆様からいただいたサポートは、書籍購入やスタディツアーへの参加費、業務外研修の旅費などに使わせていただきます。 温かい応援にいつも助けられています。ありがとうございます💐