
「私たちの悪口を言わないで」と利用者から言われた話。受け止めと諦めは違うのか?
おはようございます☀️
社会福祉士のぽこです。
救護施設の相談員をしています。
毎日利用者と接する中で気づいたあれこれをまとめたブログです。
✅メンバーシップのご案内
メンバーシップもやっています。
どのタイミングで入っても、その月の限定記事は全て読むことができます。
お好きなタイミングで入ってみてください💐
・障害者福祉の視点からより深く「生きる」「働く」「生活する」を考えた記事
・限定公開だからこそ書ける、救護施設で起きたこと
・8本程度の限定記事すべて読み放題
(毎週土日に更新)
・お値段はコーヒー1杯分(¥500)
◇「悪口を言わないでください」と利用者から言われた話
今日は、利用者からあったとある訴えを軸に、職員として立つべき視点について考え直したいと思います。
先日、利用者からこんな訴えがありました。
「職員が利用者の悪口を言っている。やめてください。」
元々の障害特性として、他者からの発言や態度を被害的に捉える傾向にあるAさんからの訴えでした。
そのため、つい「また被害的に捉えているのかな?考えすぎなのでは?」なんて思いがよぎりました。
しかしよくよく話を聞くと、かなり具体的な場面を指して「あの時すごく嫌だった」と話します。
昼食の時、食事を見守っている職員が○○さんのこんな悪口を言っていた。
会議の後、こんなことを言っていたのが聞こえたなど。
場面があまりに具体的、かつ対象の職員が明らかだったため、私自身も少しその職員の言動に着目するようになりました。
すると、実際に利用者がいるフロアで、他利用者のことを話しているのが聞こえます。
そしてその内容のほとんどは、単純な陰口ではないにせよ、ネガティブな評価でした。
今日の記事では、単純に「利用者の悪口のような発言はやめるべき」と言いたいわけではありません。
利用者に対してネガティブな評価をどこまですべきか?
どこまでポジティブに受け止めるべきか?
について考えます。
「悪口」に聞こえたネガティブな評価とは
皆様からいただいたサポートは、書籍購入やスタディツアーへの参加費、業務外研修の旅費などに使わせていただきます。 温かい応援にいつも助けられています。ありがとうございます💐