「こんな母親じゃダメだ…」と思っていた私が楽になれた理由

「子どもにまたイライラしてしまった…」

「もっと優しく接したいのに、結局怒ってばかり」

「こんな母親じゃダメだ…」


そんなふうに自分を責めて、
落ち込んでしまうこと、ありませんか？


私も以前はそうでした。

子育てを頑張ろうと思うほど空回りして、
イライラをぶつけた後に自己嫌悪…。


「もっとちゃんとしなきゃ」と思うのに、
なかなか変われず、苦しい毎日でした。

でも、少しずつ気持ちが楽になる変化がありました。

それは 「自分自身と向き合うこと」 を通して、

「ダメなところを直さなきゃ」と思うのではなく、
「こんな私でも大丈夫かもしれない」 と感じられるようになったからです。


今日は、そんな変化につながった
3つのステップ をお伝えします。

ステップ1：「どうして私はこんなにイライラするんだろう？」を考えてみる

以前の私は、イライラする自分が「ダメな母親だから」だと思っていました。
でも、実はそうではなくて、ちゃんと理由があった んです。

その理由を知るために、まずやってみたのが、
「自分の幼少期を振り返ること」 でした。

✔ 小さい頃、親はどんなふうに自分に接してくれた？
✔ 私はどんなふうに感じていた？

これを考えてみると、驚くほどたくさんの気づきがありました。

例えば…
私は「ちゃんとしなきゃ」と思うことが多かったのですが、
それは幼い頃、「しっかりしなさい」と言われることが多かったから。

「イライラするのは、ちゃんとしなきゃって思いすぎてるからかも？」と気づいたとき、
少しずつ 「完璧じゃなくてもいいんだ」 と思えるようになりました。

イライラする理由は、ただ「私がダメだから」ではなく、
これまでの経験や環境の影響もある んですよね。

自分を責めるのではなく、「私はなぜそう感じるんだろう？」と考えてみること。
これが、気持ちを楽にする第一歩になりました。

ステップ2：「自分を知る」って、意外と面白い！

自己肯定感を育むために、
「自分を知るためのワーク」に取り組んだことも、大きな変化につながりました。

✔  私はどんなことが好き？
✔  どんな時にホッとする？
✔  逆に、どんな時にイライラしやすい？

普段、子どものことはよく考えるけれど、
「自分のことをこんなに真剣に考えたのは初めてかも？」と思うほどでした。

特に、「私ってこんな人なんだ！」と知ることが、すごく面白かったんです。

例えば、私は
✔  誰かに話を聞いてもらうと気持ちがスッキリするタイプ
✔  ひとりで静かに過ごす時間も大切にしたいタイプ

これに気づいてからは、
「今ちょっとモヤモヤしてるな…」と思ったら、
✔  友達に少し話を聞いてもらったり
✔  ひとりでお茶を飲む時間をつくったり

自分に合った方法で気持ちを整えられるようになりました。

「どうにかしなきゃ」と焦るよりも、
「私はこういうタイプだから、こうすればいいかも！」と考えるほうが、ずっと楽なんですよね。

ステップ3：「ダメなところを直す」のではなく、「ルールを緩めてみる」

以前の私は、「もっと優しいお母さんにならなきゃ」と思っていました。
だから、ダメなところを直そうと必死でした。

でも、完璧に変わるなんて無理。
それよりも 「自分のルールを緩めてみる」 ことの方が、ずっと効果的でした。

例えば…
✔  子どもがご飯を残す → 「全部食べさせなきゃ」と思うのをやめる
✔  イライラしてしまった → 「ダメな母親だ」と思うのではなく、「今日は疲れてたんだな」と受け止める
✔  家事が完璧にできない → 「そんな日もある」と言ってみる

また、気分が落ち込むときは、「誰かの力を借りる」 のもアリ。

私は最近、好きな音楽を流して一緒に歌ったり、
夫や友達に「今日ちょっと疲れちゃった」と話したりすることで、
気持ちがスーッと軽くなることが増えました。

「変わらなきゃ」と頑張りすぎるより、
「まぁ、これでも大丈夫か」と力を抜く こと。

それだけで、驚くほど心が楽になりました。

「私はダメな母親だ」と思っていた私が、今感じていること

以前は、「もっといい母親にならなきゃ」と思っていました。
でも今は、「このままの私でもいいのかも」 と思えるようになりました。

もちろん、完璧じゃないし、今でもイライラすることはある。
でも、そんな自分を責めることは減ってきました。

そして何より、私自身が少し楽になったことで、
子どもとの時間も、以前より穏やかに過ごせることが増えたんです。

もし今、
「こんな母親じゃダメだ…」と苦しんでいるなら、
ぜひ 「どうしてイライラするのか考えてみる」「自分を知ることを楽しむ」「ルールを緩めてみる」 の3つを試してみてください。

完璧じゃなくてもいい。
少しずつ、自分に優しくなっていけたら、それだけで十分なんです。

あなたも、一緒に 「このままの私でも大丈夫」 と思える日を増やしていきませんか？