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過干渉で育つと他人軸になりやすい

こんにちは、日向ひむかいたかしです。

今回は、私自身の生い立ち《人間関係や自己認識にも大きく関わる深い問題》から書いてみます。

人は幼少期から当然、親や周囲の影響を受けて成長しますが、その中でも「過干渉」された影響は、知らないうちに自分を他人の期待や価値観で生きる「他人軸」へとなってしまう事は、計り知れないです。

それは「無意識の洗脳」と言ってもよいでしょう。

自分自身を基軸にした「自分軸」を見失い、周囲の目や評価を頼りに生きる状態が続くことで、苦しさや混沌とした迷いの中を彷徨うはずです。

過干渉の影響下で育ってしまうと、幼い頃からその指示や期待に沿って生きることが「正しい」と感じるようになりがちです。

例えば「こうしなさい」「これをしてはダメ」と常に強く虐げられる環境下が続くと、受けた側は自分で判断したり決定する事を放棄し、無意識に他者の意向に従うことが当たり前となってしまいます。

結果として、自分の判断よりも他人の期待に沿う思考が当たり前になり、他者の基準や価値観に従って生きる「他人軸」の生き方が深く根付いてしまうのです。

やがて、周囲からの評価がなければ自分の価値が感じられなかったり、他者の期待に応えられないと感じてしまうと、深い不安や自己否定感を抱くような傾向となってしまうのです。

こうした他人軸の思考は、長い目で見れば自己との乖離を生み出し、本来の自分を押し殺すことに繋がるのです。

自分の気持ちを押し殺してばかりいると、いずれ心に葛藤や違和感が生じ、自分自身にとっての「幸せ」や「生きがい」を見失ってしまいます。

「自分は何がしたいのか?」
「自分は何者なのか?」
生きる価値を見失い、彷徨うことは必然の流れなのです...

中略

それらの違和感に氣づき、そこから自分を取り戻し、本来の自分に向き合おうとする時には、痛みや苦しみが伴うことも避けられません。

他人軸から抜け出し、自分軸を築くためには、まず自分の本当の気持ちに向き合う覚悟が必要です。

氣づかなければ、負の連鎖として次世代へも繋いでゆくことでしょう。

これまで当たり前のように他人の価値観に依存していた自分に「自分は何を大切にしているのか」「何を望んでいるのか」を問うワークは、とても大きな挑戦です。

またその挑戦には、周囲の期待に沿うことで得ていた「安心感」を手放す覚悟も伴います。
「依存先の手放し」...

中略

こうした過程には、時間も労力も必要ですし、簡単ではありません。
周囲の評価や期待に従うことで保たれていた自分の「居場所」を手放すことは、空虚な孤独を感じる時間が訪れます。

しかし、本来の自分を取り戻すためには、あえてこの時間との闘いが必要なのです。

無理に周囲の声をシャットアウトする必要はありませんが、少し距離を置き「今の自分にとって本当に大切なもの」を確認する時間となります。

その上で「自分はこうしたい」「これが自分にとって心地よい」という小さな芽吹きから、ステップを少しずつ積み重ねていくことが、他人軸から自分軸への道筋へ繋がるのです。

この自分軸が少しでも形作られると、他人の期待や評価に左右されず、自分にとっての幸せを主体的に見つけられるようになります。

もちろん、変わろうとする過程では、周囲の価値観や他人の期待に違和感を覚える場面が出てくるでしょう。

これまで他人軸で生きてきた者にとっては、自分の気持ちを優先することに戸惑いや罪悪感を感じるかもしれません。

しかし、その小さな違和感や葛藤こそが、自分軸を築くための大切な成長のサインなのです。

こうした新しいステップを恐れず、少しずつ自分の感覚を大切にしていくことで、長い目で見れば健やかで自分らしい生き方が実現してゆくのです。

無理に他人に合わせる必要はないのです。
人生の主人公は、自分自身なのですから。

少しずつ自分の気持ちや価値観に向き合い、他人の評価を手放す勇気を持つことで、より自分らしく穏やかに生きることができるはずです。


今回も、最後までお付き合いくださりありがとうございました☕
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さらに、今回の記事の背景「代々に渡る機能不全家族」は別途こちらに書き起こしています🔽

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日向たかし
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