ひと山超えた話。
ひと山超えた。
なんとかひと山超えた。
まだいくつか越えなければならないけれども、わたしの中では一番の山を越えたといってもいい。
「習字」の宿題を終わらせた。
宿題をやるのはもちろん息子なのだが、低学年の子の宿題には親は伴走者としてついているものだと思っているし、
しかも、長期休暇に出される宿題の中でも、
習字・工作・図画などは多くの子が親の助言ありきなのでは、と思う。
習字は、上の子たちの時の記憶をたどってみても高学年になっても苦労していたように思う。(習っていなかったから、とも思うけど)
息子は、授業での習字が始まって間もないこともあり、準備する段階からわたしも手伝うことにした。
まずはテーブルと足元に新聞紙を敷き詰めた(笑)
得意でもなく、むしろ苦手だったわたしがとりあえずお手本のようなものを書いて、横において息子の習字開始。
最初の数枚は、「あ~、ちょっとしっぱい。」「ここちょっとうまくかけた。」なんて言いながら進む。
5枚、10枚、と書き進み不穏な空気が漂い始める。そして出た。
「やだ、もうやりたくない。やめる!」
いやいや、やめたら片づけて、また別の日に出すのよ?
これは宿題だから、やらなきゃだめなのよ?
「これいいんじゃない?これに名前書こう。これ出そう。」
そういってみたら、
「これはやだ、きたない!ちがうの書く!」と書きだした。
そんなやり取りを何度か繰り返して、約2時間。
本人の限界がきて、そこまでの中から数枚よけて乾かしておいたものに名前を記入した。
あまり納得は言っていないようだけど、気力も集中力も切れてしまったらもう仕方ない。
一応、夏休み中に書き直したいな、と思ったらまた書けばいいよ、準備手伝うからね、と声をかけたがおそらくやらないだろう。
とにもかくにも「習字」という大きな山は越えた気がする。
明日は下準備をした工作の続きか、下絵を描いた図画を終わらせたい所存。