「大人が教える正しさ」と「現実の正解」のハザマ
小学校にある道徳の授業。
みなさん、何をしたか覚えていますか?
私は1番の苦手科目が道徳でした。
もともとはっきり意見をして、おかしいと思ったら先生に納得するまで問い詰めるタイプだったがゆえに、だったのかもしれないですが。
道徳教育は、教育基本法及び学校教育法に定められた教育の根本精神に基づき、自己の生き方を考え、主体的な判断の下に行動し、自立した人間として他者と共によりよく生きるための基盤となる道徳性を養うことを目標とする。(引用元 文部科学省|小学校 総則より)
道徳教育の目標に基づき、よりよく生きるための基盤となる道徳性を養うため、道徳的諸価値についての理解を基に、自己を見つめ、物事を多面的・多角的に考え、自己の生き方についての考えを深める学習を通して、道徳的な判断力、心情、実践意欲と態度を育てる。(文部科学省|小学校学習指導要領_特別の教科 道徳編)
文部科学省では、このように道徳は位置付けられているそうです。
やってらんねえよ、と思ったのは小学5年生の時。
今でも私の心に深くはびこっている、ある出来事とその周りの様子から、道徳なんて意味がないと思いました。
いじめなんて軽い言葉を使わないで欲しい
小学5年生の春頃、いじめについての道徳がありました。
私の学年でもちょっとした(なんて言い方したくないけど表面化してなかった)いじめが複数ありました。
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