今日のサウナ 2
繊細で鋭利な言葉が透き通る声を通じて胸に刺さる。
それは中毒性を持ち、脳内再生を繰り返す。
一度聞いただけで聞き返さない人がいるのだろうか。
太宰治の小説を読んだときに感じた報われた気持ち。
その気持ちがKing Gnu「三文小説」で感じることができる。
あまりに強烈な歌の力に初めて聞いた夜のサウナでその曲以外流れることはなかった。
仕事がうまくいかない、人間関係に悩んでいる。
たくさんの悩みをサウナとKing Gnuは赦してくれているように感じる。
営業は足で稼ぐものだ。
昔の価値観を変えられないまま今日も飛び込み営業を続ける。
愚かだとわかっていても尚足掻き続けなきゃいけない物語があるよ
この歌詞が今の自分に重なり、蠢いてもがいていた感情が鮮明に姿を現した。
日々何の価値も生み出さない人生が三文小説のようでも、そんな日もあるじゃないかと笑いあえる日が来るようにしたい。
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