私はどこに向かえばいいのか?

がむしゃらに走る。


どこに向かっているかもわからないまま。



退職して1週間。12月7日の秋田はものすごく寒い。


寒さでモチベーションがいくら下がるのだろうか。結構寒さでエネルギーが消費しているのがわかる。


退職してから話す人が少なくなった。孤独や不安な気持ちで押しつぶされそうな日々が続く。


けれども変わりたいと思って退職届を出したはずだ。


長時間労働が続き、上司からのパワハラを受けながら仕事をし、一生懸命頭を下げて得た対価として給料を得る。

「これからの季節忙しくなるから、俺もよく新人の頃体調崩したなあ」


そんな会話を聞かされた。


私はこれから営業としてノルマを達成するために、体調を崩しながらも汗水垂らして働くのは何か違うと思った。


それは感覚的におかしいと思った。


前職を退職するときも感じたが、感覚的におかしいと思ったらそれはもう会社がバグっているといっていい。


上司は自分たちの主張がいかにも正しく、私たちの考えが乏しいことを主張し、従属心のある企業戦士を作り上げようとするが、感覚的におかしいと思った時点で上司の話を聞かなくてもいいと思う。


けれども退職をしたものの、やりたいことが定まっていない。


転職活動をしながら営業を行うのは、矛盾しており、転職活動に集中したいとの思いから、えいっと退職届を出した。


変化や挑戦をしながら、自分の価値観や働き方と合う働き方をしたい。


そう思って。


けれども、先の見えない転職活動に押しつぶされそうになる。


ある程度の孤独や不安は覚悟の上ではあるが、本を読んだり、転職相談をするが、社会とかけ離れている感覚が怖くなってくる。


別に働かなくても貯金180万円持ってて、実家暮らしで、日本という国にいるからこそ世間体を気にしてしまうが、これからのキャリアを見つめたり、今後の人生について考えたり、普段は時間がなくて読むことのできない本を読むことが出来たりと、有意義な時間を過ごせるはずなのに、目先の不安がちらつく。


誰か安心できる人と会話したり、家族以外のコミュニティでもあればいいのだろうが、内に閉じこもってばっかだ。


退職してからの1週間はインプットのみをし続けた。人生を懸けた挑戦だ。本を読んで自分なりの解釈をする。ブログにも書きこまない。比較対象になっているのかわからないが、ビルゲイツもどれだけ忙しくても、1週間本を読んだり、インプットに割く時間を設けるそうだ。


そうしてさまざまな文献から情報を得て、自分なりに咀嚼し、未来に還元させる。この行為は孤独にもなるし、自分はこの方向性で合っているか迷う。


けれどもほかの人の目を気にして、周りに合わせることだけが大事を考えているのなら、周りに流されるだけ流されてしまう。


自分の価値観を大事にしたいと言っておいて、なんとなくで会社を決めかねない。


そもそも本を読むという行為は周りの人とは違う意見を取り入れる行為の可能性が高い。固定概念や慣習を変えたいときに本を読むため、インプットばかりして、インプットとアウトプットのバランスが悪いと、社交性が失われてくるのを感じる。


けれどもその社交性を失った自分を受け入れることが出来ると、もっと深くまで進める感覚もある。


自分の意志に沿った行き方をすることは社会と一致せずに苦労する場合がたくさんある。


皆さんはそういった苦労も受け入れて、安定性を重視して生きていますか?


私の重心もどっちに置くべきなのか正直まだ迷っています。


こんなコロナ禍で孤独や不安を抱えている学生を助けたいという気持ちもある一方で、今の時代でまだ安定性のあるやりたくもない仕事だが公務員を目指すという考えもある。


どちらも正しくて正解なんてない。


藻掻いて足掻いて苦しんで考えて行動する。


一回退職を機に立ち止まって考えてみました。


多様性のある時代だからこそ、自己実現に向けた欲求を目指せるチャンスでもある。


金をたくさん稼いだことはないが、早く金よりもほしいと思える何かを見つけたい。


仕事を通して自分の金以外で得られるパーセンテージを上げたい。


変化の時代で柔軟性をもって行動する、小さい組織・チームで動くことでリスクも軽減できスピード感をもって事業を進められることをしたい。


問題を解くよりも問題を作れる人間になりたい。


ゲームチェンジャーになりたい。


今行っている行為が将来の何かしらの糧になってほしい。


今足掻いていることが何かしらの布石になってほしい。



海外に行ったらこんなしょうもない感情は薄まりますか?


人生初の海外でバックパッカーをやろうとした3月にまさかのコロナ。


何か夢を追うこととか自分がやりたかったことが分からなくなっていた。


もう一度何か火をともして活動したい。


自分の考えと得意なことと好きなことを掛け合わせてできるものを作りたい。


今まで走りながら考えてきて、PDCAサイクルも早く回すこと、行動量を増やすこと、何度もトライアンドエラーを繰り返してきたが、振り返るとそこまで最初から遠くに行けた訳ではなかった。近くをうろうろと徘徊するくらいの距離しか遠くに行けていない。


自分の目標が決まればあとはその目的を達成するためのプロセスを踏むだけだ。目標を決めよう。


昔の文豪が

書くことは諦めることだ。

みたいなことを言っていた気がする。

締め切りがあるから名作が生まれる

とも言っていた気がする。


みんな、昔の文豪もやりたかった表現やワードチョイスがあったにも関わらず書かなければならないから書いていたこともたくさんあるんだろうと思う。


さて自分もそろそろ走らなければいけない時期かもしれない。


行動することで成果が生まれる。


その成果を社会が認めてくれればその対価が得られる。


その行動が目的とマッチしているか今度は考えて動いてみよう。

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