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大好きな街神戸で本を7冊買った

先日、学生時代を過ごした大好きな街「神戸」に2日間一人旅に行ってきました。
関東に出てからも何度か訪れているし、観光地に行くわけでもないので、旅というほどではないかもしれないけれど、
神戸を離れてから新しくできた飲食店や個人書店など、気になるお店を回りながら神戸の街並みを楽しみたくて、お散歩の旅に出かけました。

中でも楽しみにしていたのが、個人書店巡りです。
神戸は本の街といわれたりするほど、本屋さんや古本屋さんが多いです。大型書店や古本屋さんには学生時代も行っていたのですが、個人書店で本を買う楽しみは社会人になってから覚えたので、魅力的な個人書店も神戸にたくさんあることは最近になってから知りました。

合計3店舗の本屋さんに行ったのですが、そのそれぞれでこれは…!という本に出会ってしまい、合計で7冊も購入してしまいました…。

本屋さんについても軽く勝手に紹介しながら、購入した本たちについて紹介していきます。まだ1冊しか読んでいないので、本の内容紹介ではなく読書好きの購入品紹介だと思って読んでください(笑)


1003-センサン-

元町駅の南にある1003さん。
関東で開催されていた本フェス(?)のようなものに行った際に出店されていた本屋さんで、ずっと行ってみたいと思っていました。
本が平置きされている机の下の段にもZINEなどの紙媒体が置かれていたり、新刊とは別に古本の棚があったりと、様々な種類の本がこぢんまりとした空間にぎっしり詰まっているのがとても好みでした。

こちらでは迷いに迷って3冊を購入しました。

購入後にやにやしながら撮影

1003での購入本

購入したのはこちらの3冊です。
①女ふたり、暮らしています。/ キム・ハナ ファン・ソヌ
②ここで唐揚げ弁当を食べないでください / 小原晩
③憧れの世界-翻案小説を書く / 青木淳悟

「女ふたり、暮らしています。」はずっと気になっていた韓国原作のエッセイ。女友達同士で人生のパートナーとなり家を買って生活している2人の暮らしが愉快で生き生きとしていて、結婚しているとかしていないとかに関わらず、気の合う相手と暮らす「暮らし」の愛おしさを感じました。

「ここで唐揚げ弁当を食べないでください」は小原晩さんのエッセイを他にも読んだことがあったので気になっていて購入。(サイン本で余計嬉しい)

「憧れの世界」は、ジブリの「耳をすませば」のファンである青木先生が翻案小説を書いたもの。(原作を参考・意識した別の作品を翻案小説というらしいです!最初翻訳かと思い、耳をすませばって原作日本じゃないの…?となりましたが。)
初見だったのですが、耳をすませばが大好きなので惹かれて買いました。


本の栞

花隈駅の近くにある、本の栞さん。
白を基調とした店内で、写真やアート関連の本も置いているのでなんだかギャラリーのような雰囲気。
一目見て好きだなあと思い、人も場所も作品も、こんな一目惚れのような出会いがひとつあるごとにあたたかくなります。

看板も素敵

本の栞での購入本

購入したのはこちらの2冊です。
④またここか / 坂元裕二
⑤ひとりでいく / 関根愛

どちらも初見で直感で選んだ本でまだ読んでいないので感想は書けないのですが、「またここか」は脚本家の坂元裕二さんの著作で、坂元さんのドラマや著作のファンなので即決。

関根愛さんの「ひとりでいく」はいわゆるジャケ買いで、ひとりでいく、というタイトルと想定の色合いの優しさに惹かれました。

カバーの色がかわいい。本の栞さんのショップカードもかわいい。

好きな作家さんの初めましての作品と、初めましての作家さん。
初めましてはいつだってワクワクしますね。


有隣堂 神戸阪急店

個人書店ではありませんが、初めての有隣堂さん。
テーマやキーワードごとに本が並んでいたり、雑貨も置いていたりと大型書店だけど個人書店のような面白さがありました。

⑥ジブリアニメで哲学する / 小川仁志
⑦しないことリスト / Pha

有隣堂で一番心躍ったポイントが、無料でつけてもらえるブックカバーの色を1冊ずつ選べること。
素材も和紙みたいで高級感があるし、その時の気分で色を選べるのが嬉しくて思わずにやにやしてしまいました。

オレンジと水色を選択。補色になっているのがまたいい。

カバーが可愛かったので、外して撮るのを忘れてしまいました。

「ジブリアニメで哲学する」はジブリ本2冊目!今回はなんだかジブリが目につくような…。

「しないことリスト」は、題名に惹かれて気になりました。大人になればなるほど、やらなければいけないこと、「やることリスト」に追われているような気がして、たしかに自分の中でやらないこと、やらなくてもいいことに目を向けることも大事かもしれません。


7冊の本たち。

2日間で7冊もの本を買うことは、本好きの私でもなかなかしないのですが、今回の買い物には後悔はありません!

むしろ大好きな街で本を買うことが、本の内容以上に意味があると思うし、本との出会いも人と同じで一期一会だと思うので、この場所、このタイミングでのこの本たちとの出会いは、きっと今の私に必要な出会いだ!と思っています。

これから、この本たちがどんな世界や考えを見せてくれるのかワクワクが止まりません。

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ヒマリ
ありがとうございます!ちょっと贅沢します。あなたにもちょっといいことありますように☺️