だらだら、ざっくり、読書日記
読書日記です。
あまりじっくり書く時間がないのでメモ書きです。
文学フリマで買ってきた本から
62ページからのピストジャムさんによる『虚航船団』のレビューにある読むのが大変な本に挑戦する気概についての記述、とても好き。
107ページからの『びゅーびゅー』
母が風と戦って帰ってくる。楽しい。
目が死んでないとか負けてないとか客観的に実況されてるのが面白い。
帰ってきての一言で落としてくれるのが最高。
251ページからのエッセイの人の心が感じられてじんわり熱くて綺麗な感じもとても好き。
編集後記も面白い。
『レオの帝国』
猫への愛情を感じてとてもいいな、と思った作品。
いなくなって帰ってこない子の悪い想像をしていたけど、いい想像をしようと思って、なんかボスになったり工程になったり宇宙進出したりとレオくん妄想が大発展していく。
愛がある。
『慶』32pからの『サポートAI』ホットなネタ。わかりやすくてオチもすっきりで好き。
81pからの『遠花火』胸にグッと刺さる辛さや痛さがあるお話で、綺麗でよかったです。
感情が揺さぶられてちょっと泣きたくなってしまいました。
あと、買ったけどあまり読めてなかった本たち。
破局してたわ。
1Q84のあとにこれを読んだので、「文学ってエロエロ率が高いんだな。あっちもこっちもセックスや自慰がいっぱい出てくるや」と思った文学初心者です。
抜けた陰毛について「これまで守る仕事をしたのにあんまりな仕打ち」みたいに哀れむ(?)ところがなんだかとてもよかった。そやな、ってなった。陰毛さんにも人生ならぬ毛生があるんやな。
面白かった。
破局してたわ……
最初、続きものの二冊目とかだったかな? って思った世界観で、お馴染みのメンバーが日常してる空気から「あ、実はそうだったんだ」となり、変化して終わった一冊でした。
キャラが好きだなー、ちょっと節々が切なめで、綺麗な気持ちになれます。
あとコンビニ人間とムラサキのスカートの女もよかったです。
ラノベ系だと現代ファンタジーのお勉強も兼ねて買った『レベル0の無能探索者と蔑まれても実は世界最強です』
カクヨムにもレビューを投稿したのですが
このね、個性的なキャラがいっぱいいるのがめっちゃ好き。
強いおじいちゃんキャラがいたりとか、大人な先生がいたりとか、同性の友達とか、よそんちのお兄ちゃん(シスコン)とか(感想画像でブラコンって書いてるけどシスコンだよなと自分にツッコミ入れたい私)
お兄ちゃんのカラー挿絵があるのとか神よ。
ニヤニヤのニヤよ。あと、カドコミにコミカライズ版があるんだけど藤井きゅんが可愛い!
可愛いといえばるぅとくんを見かけたので写真撮ったのと
あと、絵師様のお仕事絵を見せていただいて幸せ気分になったのと。エッセイを一本書いたりしたのと。
領怪神犯を買って発送してもらったので届くのが楽しみ。と日記に書いた直後に届きました。
木古おうみ先生はXの使い方が上手な方だなと思うのですが(エンデヴァーのケツの話でtogetterにまとめられてたり。良い意味でよくバスっていらしてすごいなと)
カクヨムに投稿された最新作の
『安息日の恋人たち』が好きだなって。
私は割と雑食でなんでも読んで面白いなーって思うのですが、小説の作品だとなんか人間の心とか温度を感じるのが特に好きだなと思うみたいで。
生身の人間が語りかけてくるみたいな。リズムがよくて、感情や考えに触れられる。
あと、色気のある文(?)とか。
私自身は「自分の文、大人で色気あって香りますよ。いいっすよ!」と言えないのですが、そういう文を書く作家さんいっぱいいて、見るたびに「うわーいいなーなんでこんなの書けちゃうの!」って見惚れちゃうんですよね。
最近書いていた書き下ろしの原稿を担当さんに送ることができたので、ひと安心。
大きく改稿するにせよ、元ができてないと始まらないので、初稿が形にできたのっていいことだなと。書けないよりいいよな〜と。だめかな……
そのひと安心で溜めてた本を読んだり、ざっくり読みだった本をゆっくりめに読み直したりしていた本日でした。
夜はもう少し他人の作品を読む時間を設けたいかなとも思うのですが、自分の連載も読み返したいです。
絵でも文でも、自分でやってみないとわからないことってやっぱりたくさんあって。
作品作ってる方皆さんすごいなーリスペクト忘れないようにしないとなーと思います。
尊敬尊敬。
最後にコソッと付け足すけど、お金がありませんっ
そんな日記でした。だらだら長い!