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仕事の教育は肯定感と自信を育む

2019年に1期生がスタートした
森と畑の子どもキッチンプログラム >> 詳細
2022年1月から開催決定しました。

あなたは「喜び」と「悦び」の違いを説明できますか?

喜びとは外から与えられるもの。誰か、何かが、与えてくれるもの。
悦びとは内から湧き出る、溢れあがってくるもの。

喜びは相対的であり
悦びとは絶対的です。

わたしがこのプログラムで伝えたいのは

悦びの延長に仕事がある

ということです。

喜びでなく
悦びの延長です。

自分の内に存在する悦びを味わい表現することが誰かの喜びになる。
これが「仕事」の本質であり「志事」になってゆくプロセス。これを体で味わい記憶させるのが森と畑の子どもキッチンプログラムです。

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小学生のうちに、できれば10歳までに味わってほしいと思っています。

なぜなら無意識へいき渡りそのまま肯定感になるから。

小学生5.6年くらいでも「やりたい」の前に「できるかな、できないかな」という自分へのジャッジが先に浮かんでしまうんです。自分で自分の可能性を閉じてしまう。まだ11歳、12歳なのに!

年齢を重ねてゆくとそれを乗り越えるのにちょっと時間がかかるけれど、仕事の教育を体験するのに中学生でも高校生でも遅いということはないと信じています。


仕事ってお金を稼ぐこと?

自分の中にある悦びを味わいそれをまっすぐ表現すること。そう行動したら誰かを幸せにすることができた。

まさに「そのいのちがそうなりたい方へ呼び覚まされてゆく」瞬間瞬間の体験です。

ですから「悦び」を味わう体験ができてから自分の道を見つけるのとそうではないのでは進路を決める頃、社会へ出る頃、雲泥の差がつくとわたしは思っています。


人事職に就いていた頃たくさんの大学生をみてきました。

仕事について、将来について、自分の言葉で語れる子は本当に数えるほどでした。そりゃぁそうですよね。お金のためのアルバイトくらいしか経験していないのですから。

その後独立し学生の就活支援をしていた時、優秀といわれる大学の学生達と出会う機会が増え、話をすることも増えました。

それでも仕事ってどういうものなのかは、皆ものすごく漠然としていましたよね。

「お金を頂いてするもの」

こう思っていた子が多かったんじゃないかな。

「どうせお金を貰うならやりたいことやってお金もらいたい」

そんな感じでしょうか。


そんなわたしはといえば、自分でお金を稼ぐことに興味を持ってはいたけれど残念なら「お金の稼ぎ方」を教わる機会はありませんでした。社会に出て就職して仕事をし出して感じたのは「お金を稼ぐ手段が仕事なんだ」ということ。

お金をたくさん得る=仕事をたくさんする

こんな方程式が成り立ってしまったから、自分の時間や体力氣力の対価がお金で、お金を稼ぐって大変、という概念が染みついてしまったんですね。自分の幸せを置き去りにして、時間や体力を切り売りし、消耗するのが仕事である、という感覚がかなり長い間離れませんでした。あの頃わたしは本当にお客様を幸せにできていたのか、と自責を感じます。

お金を稼ぐ方法を考えるのではなく。
儲けを出すことを考えるのではなく。

仕事ってなんでしょうか。


仕事が「志事」と表現される所以は、自分の悦びの延長にあるからだと思っています。悦びは決して楽しい事ばかりではありません。怖さや不安、恐れを味わいながらそれでも「だってなんかわかんないけどやった方がいいと思うんだもん、、、」と湧き上がってくる思いを受け止めながら泣きならでもやる。

そのいのちがそうなりたい方へ、というのはこういうことなんでしょうね。

肚の奥ではわかっているから。
その先に、体中の細胞が呼び覚まされるような「悦び」が待っていることをわかってる。
だから、もう、やるよ!!!


このプログラムに参加した子ども達は、修了すると「やりたいこと」を自分で見つけ出します。

自分の感性を信頼できるようになったからかもしれませんし、自分で選んだことに自信が持てるようになったからかもしれません。
そして毎回毎回の練習や努力は大変でも、その先に悦びがあることをわかっているし(体が覚えているし)、自分の”好き”を貫くことは誰かを喜ばせたり幸せにすることになるのも感覚的にわかっている。だから肯定感も高いし自信も持てるんですよ。


でも「悦び」を味わったことがなかったら、目先の怖さや不安に押し潰されて逃げ出したくなっちゃうんです。

しかもおとなになってからこれをやろうとしたら、責任や体裁や不安や葛藤、、、、笑

たくさんの要因で身動きが取れなくなります。



キレイ事だから今やるんだよ。

自分の内に存在する悦びを味わい表現し、それが誰かの喜びになる。
これが「仕事」の本質であり「志事」にしてゆくプロセス。


キレイ事でしょうか?

だけど誰もが「そうあれたらいい」と願っていますよね。


だからこそ、守ってくれるおとながいる時に、安心して失敗ができる時に、失敗したって立ち直れる時期に、「悦び」を味わう体験をして欲しいと願っています。

失敗したことすらもわからないような小学生の時だったらできるんじゃないか。見守ってくれるおとながいれば安心してチャレンジできるんじゃないか。そう思ってこのプログラムを作りました。



失敗はいけないものですか?

失敗を知らない方が怖いと思うのはわたしだけでしょうか。

おとなっていいな、って思えるのはいつですか?

自分の親をすごいんだな、って感じるのはいつですか?

仕事って面白いんだな、を教えるのはいつですか?

一生懸命ってかっこいいんだ、って知れるのはいつですか?


今ですよ、今。


大事なお子さんを共に育みましょう。わたしはこのキレイ事を本氣でトコトン味わわせますよ。

お待ちしています。


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