その疲れ副腎疲労!?
ご覧いただきありがとうございます。
現在社会人2年目で医療系業界でサラリーマンしています。
突然ですが、副腎疲労あるいはアドレナルファティーグという言葉は聞いたことありますか?僕自身は大学時代の講義では習わず、僕は仕事を始めてストレスフルな日々を送る中そのことについて知りました。
現在はコロナウイルスで生活が制限される中、様々な悩みでストレスを抱えている方は少なくはないと思います。
もしかするとその疲れやストレスが副腎疲労の可能性があります!
ここからは副腎疲労とはどういうものなのか紹介していきます。これからの生活にお役立ていただけると幸いです。
■副腎のはたらき
まず副腎(アドレナル)ついて触れたいと思います。
そら豆のような形で腎臓の上に位置します。「副腎」なので、腎臓の補助をする泌尿器かと思われがちですがそうではありません。機能としてはホルモンの分泌、血糖コントロール、免疫機能、抗炎症反応といった生命維持に重要な役割を担っています。副腎は皮質と髄質に分かれています。皮質で産生されるホルモンはコルチゾール、アルドステロン(水、ミネラルの調整)、DHEA(男性ホルモン、女性ホルモンに変換)があります。髄質ではアドレナリン、ノルアドレナリンがつくられます。
今回の副腎疲労のキーワードとなるコルチゾールです。機能としてはざっくりこんな感じです。
・ストレスから細胞を守る・脂肪をエネルギーに変換・筋肉などの炎症や腫れの回復
副腎が関連する疾患としては、クッシング症候群(コルチゾール過多)、アジソン病(コルチゾール不足)などがあります。多すぎても少なすぎてもいけないということです。
お分かりかと思いますが、副腎疲労とはこれらのホルモンの分泌が正常に行われていない状態を指します。長期間ストレスにさらされることによってダメージを受けることによって症状が出始めます。
正常なコルチゾールの日内変動はこちらの画像のようになります。
■症状
ほとんどの人に共通するのが慢性的な疲労感です。もちろん個人差はあります。限界に達すると休みは1日寝ていたりすることがあります。
原因としてコルチゾールの分泌異常が挙げられます。ストレスに対して過剰に反応しすぎてしまった結果、コルチゾール濃度が低下してしまい必要な時に十分量が生産・分泌されなくなってしまいます。
~気をつけたいポイント~
以下のような症状がある方は要注意です。
・寝ても寝ても眠く、朝起きるのがつらい・カフェインを飲まないとやる気が起きない・アレルギー症状が悪化した・中途覚醒してしまう・気分が落ち込みやすい・疲れているのに眠れない・毎日酒を飲まないとやってられない
最近僕は仕事終わりのビールが美味しく感じてしまい、ついつい飲んでしまうことがあります。これもひとつの兆候だと思います。
加えて薬を常用している方も注意が必要です。
薬物のほとんどが最終的に肝臓で代謝されます。肝臓は解毒作用をもつ臓器のため使いすぎると体にストレスをかけてしまいます。ですので薬はリスクにもなり得ます。
■回復に向けて
疲れ気味の方は以下の6つを実践してみてください。休養と食事はかなり重要になるので食べ物は厳選してみるといいです。
1.朝コップ一杯の塩水を飲む→小さじ半ほどの塩を入れた水を飲むことで、Na不足を補い気力アップ
2.ビタミンB群をとる→副腎疲労により起こるビタミンB群を補給
3.タンパク質、野菜、果物をとる→エネルギー、血糖値の安定化、抗酸化物質の補給
4.小麦、砂糖、牛乳を控える→カゼイン、グルテンは腸の炎症のトリガーとなります。腸の状態がよくないとアレルゲン物質が入り、アレルギー反応を起こしてしまいます
5.毒素を排出する→毒素(水銀、食品添加物、農薬、化学物質)のほとんどが便から排出され、それ以外は尿、汗、毛髪、爪から排出されます。腸の調子を整え汗をかきましょう
6.ストレスをコントロールする→ストレスの原因が何の由来か書き出すしてみてください。動物のように意のままに寝てもよいですし、頑張らないことも必要です。何もかもがHave toではありません
■最後に
長々と書かせていただきましたが、さらに詳しく知りたい方は是非本を読んでみてください。読書によってリラックス効果が期待できます!ストレス対策にいいと思います。上の一冊はkindle unlimited対象となりますので気になる方は是非読んでみてください!