『身は軽く明日を見て』ー詩ー
お前さん 寒いのけ?
そんなに着込んでたら
重くて重くて
容易に歩けなかろ
傷はかさぶたになる
かさぶたはポロンとな…
落ちよる
そうしたら脱いだらええ
いつまでも背中丸めて
その重みに耐えるなんて
わしゃーできんなー
昔の人はな
昔話しをしよる
そのまた昔の人もな
昔話しをしよる
昔話しは永遠に終わらんな
だからお前さん
明日の話しを聞かせておくれ
さぁさぁ
時間はたっぷりある
ここは温い(ぬくい)
多少隙間風はある
それもまたよろしぃがな
白湯ならいくらでも
言葉は選